1月5日に行われた新日本プロレス「レッスルキングダム15」でIWGPヘビー級王座 & IWGPインターコンチネンタル王座の二冠王者、飯伏幸太に敗れたジェイ・ホワイト。試合後のバックステージでは、プロレスラーのものとしてはかなり難解な発言を繰り返しました。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、この試合に★★★★★ 1/4の評価を付けています。ファイブスターを超えれば、誰が見ても楽しめる名勝負という扱いです。
メルツアーは、特にジェイの働きを高く評価しているようです。
ジェイ・ホワイトのやることは全て正しい。リングの上なら何でもできる男だ。まるで究極のプロレスラーだよ。これ以上の選手はいないよ。素晴らしいパフォーマンスだった。試合後のインタビューを見たか?あれは史上最高のインタビューの1つだった。まるでリック・フレアーのようだったな。信じられないほど素晴らしかったよ。
新日本から去ることをほのめかしたジェイ。Podcast番組「Super J-Cast」のTwitterアカウントは、情報筋から聞いた話として、「ジェイが新日本との契約を延長するかどうかは定かではなく、50/50の状態」「WWEは彼を獲得しようとかなり躍起になっていると考えられる」とツイートしています。
「Super J-Cast」はただのPodcast番組ではなく、過去に新日本の特ダネをレポートしてきた実績があります。今回の件でどの程度彼らを信用していいかはわかりませんが、WrestleVotesによれば、WWE内にジェイを高く評価する人物がいることは間違いないそうです。
ただ、「海外ではこんな噂が流れている」程度の認識でいいのではないでしょうか。個人的には、ジェイのバックステージコメントが素晴らしすぎたことでここまでの騒ぎになっているということに感心しています。WWEが名選手に手を出そうとするのはいつものことですしね。
正直、NEW YEAR DASHでは追放セグメントがなかったわけだし、ケニー・オメガの時のような特殊な事情もないので、残留するんじゃないかと思いますが……。もし移籍が実現すれば、Bullet Club初代リーダーのプリンス・デヴィッドがWWEに移籍した時よりも遥かに若い年齢で新天地に向かうことになります。
(Wrestling Observer, WrestleTalk, PWInsider)