ここ最近、WWEは人員削減に熱心です。高額年俸を受け取っている選手だけではなく、スタッフたちに対してもリストラを宣告しています。
【WWE】今回の大量解雇、バックステージでの衝撃が一番大きかったのはルビー・ライオットだったと報じられる
今日、WWEは6人の所属選手を解雇されました。ファンにとってもっとも驚きだったのはブラウン・ストローマンでしたが、バックステージでは彼ではなかったようです。 Fightfulによれ...
WWEで大規模な人員削減が行われ、多くのスタッフが解雇される
先日、WWEは2年連続で所属選手の大量リストラを敢行しました。 そして今日、さらなる人員削減として、多くのスタッフが解雇されたとPWInsiderが報じています。1つの記事ではなく...
こうした動きから、「WWEは身売りするのでは?」という憶測が飛び交いました。ビンスも75歳だし、これ以上団体経営を続けるつもりはないのでは……といった意見もありましたね。
ただ、こうした憶測に対して「ありえない」という反論も出ています。Wrestlenomicsのブランドン・サーストンはその1人です。以前、彼は連続ツイートで次のような意見を述べていました。
- ニック・カーン社長は、スポーツ記者に対して「ビンスは団体を売る気がない」と指摘した
- WWEは数年ごとに人員削減を繰り返してきた
- AEWへの人材流出を恐れ、WWEは選手たちの囲い込みを推進してきたが、この策はAEW対策以外の何の効果もない。カーン社長は、これが費用対効果に見合わないと考えているかもしれない
選手の囲い込みやNXTなどのAEW対策には膨大なコストがかかりましたが、それほどの効果はありませんでした。少しずつもとに戻っているのだ、とサーストンは主張しています。
今日、彼はTwitterである取材結果を報告しました。WWEに投資している5人の投資家たちに話を聞いたところ、彼らは「WWEが身売りする」とはまったく考えていなかったそうです。もし何らかの動きを察知すれば、彼らは行動を取るでしょう。動きがないということは、「ない」のだ、というのが今回の彼の主張です。
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