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【AEW】ベスト・フレンズが語る「オレンジ・キャシディのインディ時代の苦労とスターになった今」

インタビュー

AEWの人気選手の1人に成長したオレンジ・キャシディ。

設立当初のAEWは「アスリートプロレス」を団体の特色として強く打ち出していましたが、その時期にキャシディと契約したことについて、ファンやプロレス関係者から批判の声が上がっていました。レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、

彼はAEWの矢野通になる可能性もある。しかし、矢野の存在は、比較的シリアスな新日本プロレスという団体の中でこそ機能するのだ。新日本のアメリカ興行で彼が歓声を浴びるのは、観客が長年新日本をチェックしているからだ。一方で、新団体のAEWにとっては、少なくとも最初の数カ月間は新たな視聴者たちに対してブランドとプロダクトを確立することが重要だ。

と語っていました。

今や、キャシディは団体のトップスターの1人です。Busted Open Radioにゲスト出演したベスト・フレンズの4人(キャシディ、バレッタ、チャッキーT、クリス・スタットランダー)は、「トップスターになったキャシディ」について次のように語っています。

キャシディ: (自分がこれほどのスターになれると思っていたか、という質問に対し)ノーだ。そんなこと、一度も考えたことがなかった。俺はただデニムのジャケットを着てプロレスを始めただけ。まあ、成り行きでこうなったというか…。

チャッキーT: オレンジ・キャシディというレスラーを10年以上前から知っている俺が、彼の好きなところを教えてあげよう。みんな、キャシディはあっという間にスターになったと思っているんじゃないか?[…]俺は彼がインディシーンで苦労しているのを見ていた。50人程度の客のほとんどは、彼に興味を持っていないか、何年にも渡って彼のことを嫌っているかのどちらかだった。[…]今のオレンジ・キャシディを取り巻く状況はショックだよ。数年前に「ウォルマートで彼のグッズを買えるよ」なんて言ったら、「そんなわけないだろ」と返されるだけだったしな。

逆境を乗り越えてスターになったキャシディ。PPV「Double or Nothing」でのケニー・オメガ & PACとのAEW世界王座トリプル・スレット・マッチは素晴らしい試合でした。これからも頑張ってほしいです。

(Wrestling Inc)

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