アメリカでは新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るっています。再び感染者が増加している今、ツアーを再開しているプロレス団体は対応を迫られています。
【AEW】デルタ株が猛威を振るう新型コロナウイルスへの対応に対し、団体内で懸念広がる。ツアー再開から間もなく危機に直面
アメリカでは国民への新型コロナウイルスのワクチン接種が急速に進み、必要なワクチン接種数の約半分が完了しています。政府は5月に「ワクチン接種を完了すればマスク着用の必要なし」という方...
上の記事はAEWの危機感を紹介していますが、やはり気にしているのは「戻ってきた観客」への対応です。会場にファンがいたとしても、彼らが気持ちよく観戦することができなければ盛り上がりには欠けてしまいます。また、状況次第では、再びキャパシティの制限や無観客開催への逆戻りもありえます。
ジョン・シナが戻ってきたことからもわかるように、WWEは今年のSummerSlamへの準備にかなり気合を入れています。
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本来であれば万全の形で開催にこぎつけたいところですが、デルタ株がそれを許しません。各自治体は感染者増加に歯止めをかけるべく、様々な政策を打ち出しています。アメリカ西部のネバダ州では、州内17郡のうち12郡に対して「ワクチン接種の有無にかかわらず、公共の屋内空間でのマスク着用を義務付ける緊急命令」を出しました。12群の中には、SummerSlamの開催地ラスベガスがあるクラーク郡が含まれています。
つまり、現時点では、SummerSlamの観客はマスク着用が義務付けられることになるのです。せっかくシナが戻ってくるのに、口を大きく開いて大歓声を送ることができなくなるかもしれません。WWEにとってもこの命令は痛手ですが、従わないわけにもいかないので……とにかく大変です。
プロレス界とコロナの微妙な関係はこれからも続きます。
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