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【WWE】40歳での引退を公言していたコーディ・ローデス。「できないことが増えるのは嫌だが、考えは変わるものだ」

インタビュー

いつ引退するのか。すべてのプロレスラーにとって最大の問題です。体が動くうちに辞めるのか、ボロボロになるまで戦うのか。たとえ理想的な引退の形があったとしても、身体や環境がそれを許すかどうかはわかりません。

先日WWEへ復帰したコーディ・ローデスは、かつて40歳での引退を公言していました。現在36歳の彼は、レッスルマニア38終了後の記者会見の中で、自身の引退観に変化があることを語りました。

40歳。なぜ40歳で引退すると考えていたのか、その理由を言ったことはあったかな。まあ、40という数字は、老いとの狭間というかさ。年寄りのプロレスラーにはなりたくなかったんだよ。いつまでもプロレスラーでありたいと願う人は男女問わずいる。プロレスが好きなんだろうな。そういう人たちの中にはハイレベルな活躍を見せている人もいて、ファンに年齢を感じさせない。

みんな忘れているかもしれないけど、俺は20歳そこそこでWWEに入り、フルタイムでツアーに出ていたんだ。週末に休んだことはなかったよ。例外は口が裂けて3週間休んだ時だけ。口ひげが生える辺りをやっちゃってね。WWEにいた10年間で週末に休みを取れたのはそれだけなんだ。週末はずっとライブイベントに出ていたね。インディプロレスを批難する必要はないけど、月に2回くらいショーがあって、出ずっぱりの時もある。金曜、土曜、日曜、月曜、火曜って。度々あったよ。それってしんどくてさ。リングに倒されることも多いし、身体にも負担がかかる。子どもを抱きかかえられなったりとか、できないことが増えるのは嫌だったんだよ。

ただ、WWEにもAEWにも最高の医療チームがいる。トム・ブレイディ(NFLのレジェンド)はかなりの高齢選手だけど、今も史上最高の選手として活躍しているだろ?40歳にこだわる必要はもうないのかもしれないね。まあ、こういう話を楽しむには丁度いい数字かもしれないけどさ。

だから、頑固な考えはやめてみようかなと思ってさ。ここ6年間はひたすら頑固な男として生きてきて、痛い目を見ることも多かったよ。いいんだけど。人間の考えは変わるものだ。たぶん、たぶん40歳で引退する、ということで。

若い頃の考えは変わるものです。人生経験もそれほどなく、これからの人生で何が起こるのか、正確な予想を立てることすら困難なわけですから、コーディのように歳をとって柔軟な考え方に変わるのも悪くない、というかそれが人生なのではないかと思います。

WWEとコーディは複数年契約に合意したと報じられています。ファンは、40歳のWWEスーパースター、コーディ・ローデスを楽しむはずです。

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(Fightful)

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