ここ最近、コルト・カバナはAEWのテレビ番組で出番がありません。最後の試合は2021年11月のブライアン・ダニエルソン戦。AEW Darkやインディ団体での出番はあるものの、テレビ番組で出番がありませんは半年近く試合がない状態です。
テレビ番組での出番がなくなってしまう、ということは、団体内での立ち位置が怪しくなっていることを示唆している、と考えられるでしょう。実際、マルコ・スタントやジョーイ・ジャネラはテレビでの試合がまったくなくなり、団体上層部との会話もなくなり、契約満了での退団に至りました。しかし、カバナの場合は、そうではないかもしれません。
レスリング・オブザーバーによれば、カバナは今後ROHで役割を果たすことを期待されているようです。「役割」が何を果たしているかは不明ですが、ROHがフルタイムでの活動を再開すれば、そこにはあらゆる立場で活躍するカバナの姿があるかもしれません。2020年にAEWへ入団したカバナは、その後団体と新たな契約に合意しており、これは副社長のヤング・バックスのプッシュによって実現したものだったとされています。彼は今後もAEWの一員です。
2002年にROHへ初参戦。以来、離れている時期もありましたが、2019年まで参戦を続け、2022年4月の復活興行「Supercard of Honor」にも参加したカバナがROHで仕事をするのは自然な流れのようにも見えます。しかし、オブザーバーは、その影にCMパンクの存在があるかもしれないと指摘。かつて親友だった2人は金銭トラブルによって訴訟を起こすまでに関係がこじれており、パンクが2021年8月にAEWへ移籍したことにで2人の関係に再び注目が集まっていました。
カルトスターはリングの内外で各方面に様々な影響を与えているのかもしれません。
(Wrestling Observer, Cultaholic)