2022年6月、ウォール・ストリート・ジャーナルはビンス・マクマホンが元従業員の女性と不倫し、彼女が退社する時に口止め料として300万ドルを支払ったというスキャンダルを報じました。
WWE役員会はこの件について独自に調査し、調査が終わるまでビンスは会長 & CEO職から離れ、クリエイティブ・コンテンツに専念することに。
その最中、WSJは7月にスキャンダルの続報を報じました。過去16年間で、性的非行や不倫が明らかになってしまうことを防ぐために4人の女性に対して総額1200万ドル以上の口止め料を支払っていたという衝撃的な内容。
元女性選手への性的関係の強要や、関係の継続を拒んだ選手の契約を更新しなかったというすさまじい内容も含まれており、Netflixは製作中だったビンスのドキュメンタリー番組の制作を中止しました。
【WWE】ビンス・マクマホンが「性的非行や不倫の疑惑を抑えるため」過去16年間で1200万ドル以上の口止め料支払いに同意していたと報じられる
2022年6月、元WWE女性従業員との不倫や口止め料300万ドルの支払いが報じられたビンス・マクマホン。最高責任者である彼のスキャンダルは団体を大きく揺るがしました。ウォール・スト...
今後もビンスに関する報道は様々なメディアが報じていくと見られており、団体内部はともかく、団体外部とビンスの関係は悪くなる一方です。
そんな中、ビンスは引退を発表。WWEのすべての役割から離れ、大株主としての関わりに限定されることになりました。76歳という年齢もあり、引退自体は「ついに…」という感じですが、スキャンダルが起きたことも大きく影響しているであろうことが容易に想像できるのがなんとも言えないですね。
ウォール・ストリート・ジャーナルの土曜の朝刊は、一面がビンス引退の記事でした。忖度はありえないので、今後も報道は続きます。
The WSJ was just delivered… pic.twitter.com/B31YcBthFe
— Fidel Sasstro (@Sempervive) July 23, 2022
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