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【WWE】ビンス・マクマホンが復帰&団体売却を狙っていると報じられる。動きは既に始まっている

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2022年12月に復帰を狙っていると報じられていたビンス・マクマホン。

WWEを世界規模の団体に成長させた偉人ですが、彼の手腕は批判されることも多く、2022年に性的非行や不正会計スキャンダルが報じられたこともあって現場から引退していました。

しかし、大株主としてWWEとの関係は続いており、決議権を持つなど今も強い影響力を持っています。

ウォール・ストリート・ジャーナルによる最新の報道によれば、彼は復帰と団体売却を狙っており、2人の元共同社長兼取締役と彼自身を新たな取締役に選出することを団体に伝えたとのこと。これにより、現職の3人の取締役が退任を強いられることになります。

ビンスは取締役会に対して「戦略的見直しプロセスの先頭に立つため」に復帰したいという意志を伝えたそうで、復帰すれば執行役会長としての役割を担うことが予想されていますが、これには取締役会の承認が必要です。ただし、執行役会長に任命されなければ、大株主として「メディア権取引や団体売却へのサポートや承認はしない」とも通告しており、彼が権力を取り戻すことは既定路線に入っている感があります。

取締役会はビンスに対して「見直しプロセスを開始する用意があり、そのためにビンスと協力することを歓迎する」と返答したそうですが、同時に「ビンスの事業復帰は株主にとって最善の利益にはならない」との見解で全会一致しているとのことなので、モメそうです。

ただ、これが団体売却に向けた動きの一つで、それが既に始まっているというのが肝になりそうですね。クリエイティブへの復帰はないかもしれませんが、ビンスの影響力がさらに強くなるかもしれません。

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(WrestlingNews.co)

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