ケニー・オメガは2000年代にWWEの育成システムの中で腕を磨いていた時期がありますが、育成方針に疑問を持つようになり、退団しました。その後、彼はWWEから何度もオファーを受けましたが、復帰は実現していません。
日本のプロレス界で世界へ向けて革命を起こし、AEW設立のキーパーソンになった彼は、なぜWWEへの復帰という選択をしてこなかったのでしょうか?CBCによるインタビューの中で、彼はその理由を語りました。
俺たちの若い頃は、プロレスラーを目指すなら最終的な目的は1つだ、と信じられていた。「行きたい場所、行くべき場所は1つだろ」ってね。そこに行けないなら、プロレスラーとして失敗だ…とかさ。WWFのことだよ。あの頃はね。
でも、俺はそこのプロダクトを楽しめなかったんだ。違うやり方でパフォーマンスをしたいと思った。みんなが見慣れているのとは違うやり方。そう考えた時、世界の他の地域にも目が向くようになった。
俺はただ、自分自身のマスターであり、司令官でありたいと思ったんだろうな。そして、自分自身のストーリーをより親しみやすいものにしたかった。ヒューマン・ストーリーを語りたかったんだよ。
自分の仕事を柔軟にやっていくことが彼のモチベーション。「WWEとは違うやり方」というのは、彼が様々なインタビューの中で語っていることで、活動の軸になっています。
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