自分のことだけを考えず、他の誰かの活躍や成功をサポートしたい。そう有りたいと願っていても、なかなか実行できることではありません。
WWEの女性戦線で活躍するベイリーにとって、ユニット「Damage CTRL」の結成はとても大きなことでした。メンバーのダコタ・カイはユニット加入前までフリーエージェントとして所属先を探していましたし、イヨ・スカイ(紫雷イオ)はWWEとの契約を満了し、日本に帰るのではないかと噂されていました。すべてはビンス・マクマホンが引退し、HHHがクリエイティブを引き継いだことによって実現したことです。
【WWE】ベイリー「HHHの責任者就任がなければ、Damage CTRLは存在しない」
2022年7月にビンス・マクマホンが引退し、HHHがクリエイティブの責任者に就任したことは、団体の方向性に影響を及ぼしました。 ビンスが評価せず、彼に解雇されてしまった選手たちが復...
こうした背景を持つ2人とともに活動し、活躍をサポートすることに、ベイリーはやりがいを感じています。そして、そのやりがいの先には、将来のスターを目指す若者たちを育てていきたい、という夢があるようです。最新のインタビューの中で、彼女は次のように語りました。
あんまりいろんな事を話しすぎてしまうと、アイデアを盗まれたり、自分自身のジンクスになってしまう。長年やってきて得た学びだね。私には、WWEでやり残したことがたくさんある。未来が良いものになるために、そして、これから生まれてくる女の子たち、女性たちが、WWEの女性部門で何も心配する必要がないようにするためのアレコレをすべて正確にやったとは思っていないし。
イヨやダコタが自分の道を歩み、栄光の瞬間や王座を獲得できるようにサポートしたい。いつかプロレススクールを立ち上げるというのが、最近の一番の楽しみだね。
素晴らしい心意気です。WWEにとって、彼女の存在はこれからも大きなものであり続けるでしょう。
【新日本プロレス】メルセデス・モネがIWGP女子王座戴冠を語る。「キャリアで2番目にお気に入りの出来事。1番はベイリー!」
新日本プロレスのサンノゼ大会「Battle In The Valley」でKAIRIを下し、IWGP女子王座を獲得したメルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)。 WWEの女性部門で中...
(Fightful)
あわせて読みたい
【AEW】CMパンクによるジョン・モクスリーとの抗争の裏側暴露とクリス・ジェリコ批判にブッカーTは…「どんだけ幼稚な奴なんだ」
先日、CMパンクがInstagramに投稿したストーリーの内容が話題になりました。 2022年9月のPPV「ALL OUT」に向けたストーリーの中で、パンクはジョン・モクスリーとD...
【AEW】マット・ハーディーがファンによるトニー・カーン社長へのブッキング批判に反論。「金を出している彼の決断を支持する」
どんな団体であっても、ファンからのブッキングに対する批判は避けられないものです。 全員を満足させられるストーリーを考えることなど人類には決してできないことですし、ファンが自分の考え...