首の怪我が原因で2011年に引退したエッジ。
何度か復帰の噂はあったものの、引退の原因が原因なだけに、各方面が慎重になっていました。2020年に彼が本格復帰を果たしたのは奇跡のようなものだったのです。
その後、ユニットJudgement Dayを立ち上げたエッジですが、フィン・ベイラーによって追放されてしまい、その後2人は抗争に入りました。いがみ合う関係ではあったものの、偉大なスーパースターであるエッジのことを、ベイラーはしっかりとリスペクトしていました。
After The Bellに出演したベイラーは、エッジとの抗争や、彼に対するリスペクトについて、次のように語りました。
パフォーマーとしてだけでなく、一人の人間として、エッジのキャリアをずっと尊敬してきた。何年か前に親しくなったんだよね。
2011年に彼が引退したとき、いつか彼とリングを共にする機会を逃したと思って、残念な気持ちになったよ。彼がとても優雅にプロレスから引退していく姿にいつも憧れていたし、『いつかこのビジネスから引退するなら、エッジと同じようにしたい』と思ったくらいだ。多くの人は、彼が最初に復帰したときほど優雅に引退できないし、堂々と復帰することもできない。尊敬するよ。賞賛に値すると思う。
それに加えて、彼が復帰するチャンスを得たことで、『ああ、俺たち、プロレスができるかもしれないんだな』って、消えていた火種が再び燃え上がったんだ。
それから3年…突然、リングの内外で長年尊敬してきた人と8カ月間のプログラムに参加することになった。ライバル関係や意見の相違、頭が割れる怪我があったにも関わらず、お互いに尊敬しあっている。俺はもちろんリスペクトしてるし、エッジの側からもそうであってほしいと願っている。
彼がJudgement Dayで始めたことが、俺キャリア、ダミアン・プリーストのキャリア、リア・リプリーのキャリア、そしてドミニク・ミステリオのキャリアに多大な影響を与えたことは間違いない。このこと以外にも、エッジに感謝すべきことはたくさんあるよ。