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脚を負傷したAEWレイ・フェニックスは「精神力」でヤング・バックスに立ち向かう
8月31日開催のAEWのPPV”ALL OUT”。目玉カードだったケニー・オメガ VS ジョン・モクスリーが中止になったのと同じ日、ルチャ・ブラザーズのレイ・フェニックスが脚を負傷したというニュースが入りました。
“ALL OUT”で、ルチャ・ブラザーズはAAA世界タッグ王座を賭けて王者ヤング・バックスとラダーマッチを行う予定です。フェニックスの怪我は決して軽くないと推測されていますが、本人はやる気十分のようです。
覚えておいてくれ。精神力さえあれば戦える程度の怪我だということを。
不死鳥は死なない。
ただでさえ脚部への負担が大きいラダーマッチをどう戦い抜くのか?注目しましょう。
落ち着きを見せるAEWのチケット売上
10月2日(水)から始まるAEWのウィークリー番組。これに対抗する策として、WWEはNXTをUSA Networkに昇格し、AEWの番組の同時間帯に放送する決断を下しました。ウェンズデー・ナイト・ウォーズが勃発したわけです。
NXTとAEWの最大の違いは、NXTが毎回同じ会場(フルセイル大学)で収録されるのに対し、AEWは全米をツアーするということです。
AEWは、初回・2・3回の観戦チケットを即完売させることに成功しました。
しかし、この勢いは落ち着きを見せているようです。現在、AEWは4回(ピッツバーグ大会、10月23日)・5回(チャールストン大会、10月30日)の観戦チケットを販売しています。レスリング・オブザーバーによれば、ともに販売開始当日に4000枚程度のチケットを売り上げた、とのこと。
この数字はこれまでの実績と比べるとかなり落ちます。下は各会場のキャパシティをまとめたものです。プロレス仕様だと数字は下がる傾向にあります。
- 初回放送(ワシントンDC大会): 約15000人
- 第2回(ボストン大会): 約7000人
- 第3回(フィラデルフィア大会): 約10000人
- 第4回(ピッツバーグ大会): 約12000人
- 第5回(チャールストン大会): 約14000人
オブザーバーによれば、WWEのピッツバーグ大会は初日に6000〜8000枚程度のチケット売上を記録するのが通常とのこと。AEWの数字はこれを下回っています。
開催日は2ヶ月後ですから、時間に余裕はあります。ただ、ここに来て勢いが落ちていることは注目に値するでしょう。
(Wrestling Observer, Fightful)