WWE・Royal Rumbleで行われた女子ロイヤル・ランブル・マッチに、TNAからジョーディン・グレースが参戦しました。
過去にWWEが獲得に興味を持っていたことが報じられているグレースはノックアウト王座の現チャンピオンで、この日WWEへ復帰したナオミ(トリニティ)に勝利してタイトルを獲得しました。Royal Rumbleの会場トロピカーナ・フィールドにもタイトルベルトを持ち込み、TNAのアピールを忘れませんでした。
ショー終了後の記者会見で、クリエイティブの責任者であるHHHはグレースの参戦について次のように語りました。
ジョーディン・グレースがTNAから来てくれた。TNAのチャンピオンとして。彼女がRoyal Rumbleへ参加することを許可してくれたことに感謝したい。
今夜、彼女は素晴らしいパフォーマンスを見せたと思う。彼女は驚くべき才能を持っているよ。[…]このようなパートナーシップやチャンスというものは、ほとんどの人たちにとって一生に一度あるかどうかという珍しいものだよ。彼女がその機会を得られて良かった。それに値する。
また、HHHは「Forbidden Door」という言葉にも言及。2020年の新日本プロレス「レッスルキングダム14」でAEWクリス・ジェリコと対戦した棚橋弘至が、当時の新日本とAEWの冷え切った関係を表現する言葉として用いた「禁断の扉」が海外のプロレス界へ伝わり、今や団体同士のコラボレーションを指す用語として定着したForbidden Door。HHHはこの言葉に否定的です。
ビジネスの手を広げるのはエキサイティングなことだと思うよ。みんなが通るドアという陳腐な表現は使わないけどね。あの言葉は愚かで、バカバカしい。
AEWへの揶揄を意図しているものと思われますが…。
(Sportskeeda)