かつては平均視聴者数が100万人を超えることもあったAEW・Dynamiteですが、近年は視聴者数などのレイティング低下に苦しんでいます。
ここ8週で、平均視聴者数が80万人を超えたのは1回だけ。最後に90万人を超えたのは2023年9月20日放送分でした。2023年6月から放送が始まったCollisionの初回放送は81万人の視聴者数を獲得したものの、2024年は30万人台にまで低迷することも出てきています。また、番組収録の観客動員数低迷もAEWのネガティブなトピックの1つです。
プロレス番組を視聴するスタイルの多様化が進む中、テレビ番組の視聴率や視聴者数を以前と同じように評価することはできないのではないか…という意見もあり、確かにWWEも視聴者数は低下してきています。とはいえ、「テレビ」という世界での数字が落ちていることもまた事実です。
レジェンドレスラーのブリー・レイは、Busted Open Radioで先週放送分のDynamiteについてコメントし、「レイティングの苦戦を残念に思っている」ことを明かしました。
先週のこの番組を聞いていれば、俺がAEWの番組を最初から最後まで褒めていたことがわかるはずだ。とてもエンターテイニングな番組だと思ったよ。残念なことに、レイティングは苦戦を強いられているらしいけどね。あのポジティブな番組が、PPV「Double or Nothing」開催に向けて視聴者を取り戻せるかどうか、楽しみだな。
先週のDynamiteの中で一番視聴率が高かったのはクリス・ジェリコとHOOKのセグメントだったらしい。俺は平均的な内容だと思ったけど、スターパワーが視聴者を呼び寄せるんだよ。
番組のレイティングが低迷する一方で、PPVのチケット売上は好調をキープしています。
(Wrestling Inc)