リオ・ラッシュのキャリアは栄光と挫折の繰り返しです。
WWEのクルーザーウェイト級参戦で活躍した彼は、メインロースター昇格後にバックステージでの揉め事が報じられるようになり、2020年に解雇。2021年にAEWと契約しますが活動はうまくいかず、2022年に退団しました。
そして新日本プロレスへ本格参戦し、契約のチャンスを掴みそうになりましたが、病気による欠場で契約を逃してしまいました。そして2024年、彼は再びAEWと契約し、いまのところは順調に活躍しています。
AEWとの一度目の契約では、ダンテ・マーティンとの共闘など見せ場もあったものの、今一つ才能を発揮しきれませんでした。最新のインタビューで、彼は「なぜ一度目のAEWとの契約がうまくいかなかったのか」を語りました。
前回は、「恐れ」がたくさんあったんだよ。テレビ番組でリオ・ラッシュとしてのチャンスをもう一度得られるような感じだったけど、「そんな形でやらなければならないのは公平じゃない」みたいに思ってた。
あの頃はまだ若かったし、本当にいろんな問題を抱えていたよ。新型コロナウイルスのパンデミック中で、AEW以外のところでも色々なことが起きていて……。最初から災難続きだった。
誰の責任でもなく、ただタイミングが良くなかったんだと思う。当時の俺のメンタル状態でAEWに参戦するというのは、あまり良いことではなかったな。両者にとって公平なことじゃなかった。
今は自分に自信を持てるようになったし、以前よりも賢明になり、もっと準備ができていると感じているよ。
自分に何ができるのかを分かっているし、それを提供したい。AEWがやっていることの一部になりたい、AEWを作り上げている人たちの一員になりたい。一度目の契約とは全く異なる考え方で臨んでいるよ。それが一番の違いだと思うな。
(Fightful)