2022年、サーシャ・バンクス(現AEWメルセデス・モネ)が団体への不満により長期離脱。その一方で、ゼリーナ・ベガとの不仲説が噂されていました。
この発端になったのは、同年のRoyal Rumbleでベガがサーシャを脱落させたことについた語ったインタビューで、過去にベガがサーシャのメテオラで浮上した経験を引き合いに出して「仕返しだ。魂が飛び出るくらい強く蹴った」と発言したこと。この発言から、一部のファンは「2人には長期にわたる確執がある」と考えました。
しかし、ベガは最新のインタビューでこの不仲説を否定。むしろ一緒に働きたいと思っていたからこそ、その火種になりそうな発言をしただけだ…としました。
私とメルセデスの間に確執なんて一度もなかったの。面白いくらいにね。昔、インタビューで彼女について話したことがあって、それについてナオミとも話したことがあるんだけどさ…。
彼女のことは昔から知ってたし、「一緒にやれたら最高じゃん! WWEで何かやりたいな」っていう意味だったんだ。
あの頃の私は「どうにかしてWWEに食い込みたい」って必死だったし、彼女はトップの存在だった。だから「ああいう発言をすることで、彼女とリングで絡めたらいいな」って。それだけだったし、彼女もそれを理解してくれてたよ。
みんなが完全に信じ込んでくれたのは、逆に嬉しいけどね。でも、実際にはそんなこと一度もなかった。「ゼリーナ=仲悪い人がたくさんいる」みたいに言われるけど、もう笑っちゃうよ。
レスラーの発言の背景には、間接的な要望や因縁作りが意図されていることも珍しくありません。その見極めも含めて、プロレスの面白さでもあります。
(Wrestling Inc)
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