現地7月13日、WWEは女子選手限定PLE・Evolutionの第二弾を開催します。
2018年に第一回大会が開催された後、芸現場の選手たちからは復活を望む声が多かったものの、様々な理由(2度と復活しない、ロンダ・ラウジーが復活を拒否した…などの噂)により、話は前に進みませんでした。
そんな中、2025年に入って復活に向けた動きが報じられ始め、ついに開催が正式発表。とてもポジティブなニュース…に思えますが、現場の声は複雑です。
Fightfulによれば、選手たちの反応は賛否がはっきりと分かれているそうです。その背景には、第一回大会の演出をめぐる不満、そして今回の復活がトップシークレットだったことへの不信感があるといいます。
第一回大会への不満
2018年の第一回大会は、女子選手たちだけが出場するPLEとしてプロレス界の歴史に残るショーになり、ファンからの評価も上々でした。
しかし、現場ではフィナーレの演出……出場選手たちがステージに勢揃いしてカーテンコールする、という場面について、「男子選手たちなら、あんなことをするわけがない」この批判の声があるといいます。
現場に事前告知のない復活
Evolutionの復活については、2025年4月ごろから「復活するらしい」と報じられるようになりました。
しかし、7月13日開催との正式発表があるまで、この件を事前に知っていたのは一部のトップ選手たち一人のレジェンドだけ。その他の選手たちに何の連絡もなく、彼女たちはファンと同様にニュースで復活を知ったそうです。
このことに、一部の選手が不信感を抱いているといいます。
ビヨンセのコンサートと同日開催
また、ある選手は同日同地区で世界的ミュージシャンのビヨンセがコンサートを開催するため、チケット売上やホテル価格などに影響が及び、失敗の一因になってしまうことを懸念しているそうです。
曰く、「このショーが失敗してしまえば、『女子選手限定PLEは最高しないから開催しなくてよい』と評価されてしまう可能性がある」とのこと。第一回大会に参加したミッキー・ジェームスは、後に「あの大会は失敗するように仕組まれていた」と語っています。
このように、Evolution開催にあたって内部では懸念の声もあります。しかし、あるベテラン選手は「普段テレビに出られない選手たちにとって大きなチャンスになる。WWEにはしっかりと宣伝してほしい」と期待感を語っています。ショーは成功し、次回大会へ向けた好材料を残せるのでしょうか…。
(Fightful)
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