【WWE】ドミニク・ミステリオ「父レイ・ミステリオの功績は認めざるを得ない。ルチャを知らない人に『すげえ』と思わせたんだ」

WWEのトップスター、ドミニク・ミステリオは父レイ・ミステリオのことが嫌いです。しかし、認めざるを得ない功績もあります。

2020年8月にデビューしたドミニクは、しばらくの間父レイとのタッグチームで活躍。しかし、2022年にJudgement Day入り＆ヒールターンを果たすと一気に才能を開花させました。

タッグチームを解消した後も、ドミニクとレイは度々抗争を繰り返してきました。ドミニクの父親嫌いは一貫しています。しかし、ビンス・マクマホン時代のWWEで大活躍し、一般層にルチャを認識させ、今のプロレス界におけるルチャの支持率の高さや知名度の向上に大きく貢献したレイ・ミステリオの功績だけは認めざるを得ません。

最新のインタビューで、ドミニクはこの点について語っています。

正直言って、今のプロレスに革命を起こした人は何人かいる。その中に、残念ながら俺の親父も含まれるんだ。

あのスタイルのルチャ・リブレを見たことない人が多かった時代に、親父は最初にそれを持ち込んで、みんなに「これはすげぇ」って思わせた一人だった。あのスタイルで業界に革命を起こしたのは事実だ。

ほかにも名前は挙げられるけど、真っ先に思い浮かぶのはあいつ。正直、名前を出すのも嫌だし、認めたくもない。でも、これが現実なんだよね。

父を超え、史上最高のミステリオになることを目指すドミニク。その姿を、父は頼もしく思っているはずです。

（Fightful）