2023年に亡くなったブレイ・ワイアットに対し、AEWのトップレスラー、スワーブ・ストリックランドは敬意を表明することが珍しくありません。
WWE時代に僅かながらワイアットとともに過ごす時間を経験した彼は、先日開催されたAll Inでの入場時にブレイの妻ジョジョ・オファーマンの歌唱パフォーマンスを取り入れ、そこでファイヤーフライの演出を披露してワイアットへのトリビュートを行いました。
JoJo Offerman sings Aint Nobody by Chaka Khan for Swerve Strickland’s All In Entrance!#AEWAllInTexas
pic.twitter.com/c9NlI8Dm7I— WrestlePurists (@WrestlePurists) July 12, 2025
最新のインタビューで、スワーブはワイアットへの敬意や、All Inでジョジョにパフォーマンスを以来した背景などを語りました。彼にとって、ワイアットは心の底から憧れていた先輩だったようです。
俺にとってブレイ・ワイアットはレスリング番組を変えた存在だ。彼がどれほどの影響を与えたのか、本当に理解されるのはまだ先だと思う。「これは唯一無二で、みんなが思っている以上に魅力的だ」って感じだった。
俺自身も、「面白い番組」を作る立場になって初めて、彼の凄さに気づいた。
彼のやっていたことから多くのニュアンスを学び、自分なりにアレンジした。彼は形而上的で、第四の壁を破って観客に語りかけていた。小道具やパペット一つひとつが彼の過去や鬱、不安などを象徴していて、それが本当にカッコよかった。たとえその創造性の10%でも取り入れられるなら、自分のものにしたいと思ったくらいだ。
彼が亡くなった時、本当に辛かった。長年一緒にいたわけじゃないけど……The Fiendが勢いづいていた頃に、俺が205 Liveに出始めたんだ。ロッカールームで、彼はいつもハグしてくれて、冗談を言って笑わせてくれた。トランクスのストライプ柄をいじったり、トイレでフル装備のまま隣に立って「よう」と声をかけてきたりさ。短い時間でも俺に大きな印象を与えてくれた。
今年のAll Inでは、ジョジョに登場してもらい、ファイヤーフライの演出と歌で再び敬意を表した。家族への感謝も込めて、彼の物語のかけらを混ぜたんだ。
(Fightful)
あわせて読みたい

