昨日、カリオン・クロスとスカーレットがWWEとの契約を満了し、退団したと報じられました。
ファンからの支持が高まっていた2人の退団は「ストーリーラインの一部」だと見る向きが強く、このままWWEから去るかどうかはわかりません。しかし、2人は「退団」を前提に事を進めています。
退団が報じられた後、クロスはYoutubeで「今日でWWEとの契約が終了した」というタイトルのVlogを公開。そこで、この状況に対するフラストレーションや、ファンからの支持が高まり続ける状況を「受け入れるな」と言われたこと、WWEに残留したいという気持ちが強いことを明かしました。
ぶっ壊されたよ。悪い状況じゃないが、すごく奇妙だ。レッスルマニア翌日に、出演した番組で不満をぶちまけた後、まるで別のタイムラインに入ったように感じた。終わった後は皆「すごかった」って言ってくれて、「君は必要な男だ」とも言われた。
俺は番組へ出る前に「これは本気で不満を感じてるわけじゃない。ワークだと皆に伝えてくれ。俺はここが好きで、ただ仕事をしてるだけだ」と、しっかり伝えたよお願いした。
最初は「この人気は、長くは続かないだろうな」と言われていたんだ。でも、週を追うごとに声援は大きくなり、それでも「いやいや…この人気はまだ受け入れられない」と言われた。ある人たちからは「今の支持を本気にするなよ」と言われたが、それは間違っていると感じた。観客とのこういう繋がりは誰にでも訪れるものじゃないし、作られたものでもない。この3年間の出来事の積み重ねで自然に生まれたものだ。
今は物事がめちゃくちゃに感じる。観客が無視されていると感じれば、声はもっと大きくなる。それを無視したり「そのうち終わるんだ」と自分に言い聞かせても、そんなことは起きない。俺がここにいたくないとか、他に行きたいなんて思う人がいるなら、それはおかしい。他団体に悪い感情はないが、俺はここにいたい。
最近のWWEは、ファンどころか選手やスタッフたちまで騙すようなストーリーを組むことが多く、その最新の例がセス・ロリンズの負傷アングル→SummerSlamでのキャッシュイン成功です。クロスもまた、どこかのタイミングでWWEへ復帰し、ファンから大歓声を浴びる光景が目に浮かびます…。今後どうなるのか、注目です。

(SESCOOPS)
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