プロレス界屈指の頭脳の持ち主で、様々な立場でWWEに貢献するポール・ヘイマン。彼にとって、裏方としてプロレス界を支えるのは何よりの喜びです。
時に番組に出演するワイズマンとして、時にクリエイティブ会議に参加する頭脳として、彼はWWEに貢献し続けてきました。Netflix番組「WWE: “壮大なるドラマ”の裏側」でも彼がクリエイティブ会議に参加する姿が映されていましたが、実際のところ、彼はバックステージでどのような役割を果たしているのでしょうか。
最新のインタビューで、彼は「会議に出席する機会はあまり多くない」とした上で、若手たちをサポートすることの楽しさや、巨大な組織の中で重要な役割を担う責任感について語りました。
クリエイティブにどれだけ関わっているか?よくある言い回しで「○○の意向に従って仕える」ってあるだろ。俺の場合は、チーフ・クリエイティブ・オフィサーのHHHの意向に従ってる。必要な日には深く関わるし、必要ない日には最小限だ。
何も問題がなく全員が自分のやることを理解している日もあれば、多くの選手が演技の方向性や動機付け、あるいは脚本の理解に助けを必要とする日もある。今のWWEでは、脚本は一言一句決まってるわけじゃない。大事なのは「何を語りたいのか」「どんな感情を伝えるのか」だ。そこを若い選手に教えるために俺はいる。
最近はセス・ロリンズの新ユニットでブロン・ブレイカーと共闘するヘイマン。実は、彼はユニット結成前からブレイカーにバックステージでアドバイスし、未来のメインイベンターの成長に貢献してきました。ブレイカーやジェイコブ・ファトゥ、リア・リプリーといった将来有望なスターたちとの仕事は、ヘイマンにとっての大きな喜びです。
こういう選手たちと仕事をするのは楽しいし、他の全員とも関わる機会がある。誰かが俺に相談してきたら断らないよ。その瞬間、初めて「一言一句通りに言う必要はない、自分の言葉で感情を伝え、観客とつながればいい」と気づく選手の目が輝くのを見るのが好きなんだ。
(Fightful)
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