WWEの顔として大活躍中のコーディ・ローデス。絶対的ベビーフェイスである彼には、常に「ヒールターン待望論」があります。
過去にヒールとして活動していたことはあるものの、AEWからWWEへ復帰した後は一貫してベビーフェイスとして活躍。ザ・ロックからのヒールターンの誘いも断るほど、ベビーフェイスであることに誇りを持っています。
しかし、いつまでもベビーフェイスでいられるかどうかは分かりません。ジョン・シナやハルク・ホーガンのように、彼もいつか再びヒールになる日が来るかもしれません。
レジェンドレスラーのブレット・ハートは、現在のコーディにヒールとしての適性があるかどうか分からないと考えていることを明かしました。
コーディがヒールになる姿は想像できないね。まだだな。ヒールになるってのは、全く別のブーツを履くようなもんだ。ジョン・シナのことも、長年「絶対ヒールになれない男」だと思ってた。子供たちのヒーローで、天性のベビーフェイスで……そのプロレススタイルも含めてね。
俺が昔、ジム・ナイドハートと組んでヒールターンした時、ドロップキックをしたら周りから「ヒールはドロップキックなんかしない」って言われたことがある。ヒールになった途端、昔の動きを全部忘れて、ズルするしかできなくなったようなもんだ。
シナのスタイルを見て、悪役になる姿は想像できなかった。ハルク・ホーガンも同じで、あまりにもベビーフェイスとして固定されすぎていて悪役にはなれないと思ってた。でもシナは俺を驚かせたし、いいヒールになった。考えてやればできるんだろうな。
ただ、いいベビーフェイスが必ずしもいいヒールになれるわけじゃないし、その逆も同じだ。どちらも自然にできるものじゃない。どうやるのが最善かを理解しないといけないんだ。

(Fightful)
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