2019年12月8日、WWEはルーク・ハーパー、シン・カラ、ジ・アセンション(コナー&ヴィクター)の4人をリリースしたと発表しました。
2019年1月に創設された団体AEWへの強い意識から、4月以降、WWEはレスラーを契約途中でリリースしない方針を固めたとされています。2月に退団を希望したヒデオ・イタミ(KENTA)、タイ・デリンジャー(ショーン・スピアーズ)の2人は無事に退団することができましたが、4月以降に退団を希望したハーパー、マイク・ケネリス、オニー・ローキャン、シン・カラは受け入れられませんでした。ここに来て方針が変更されたようです。
【WWE】退団を希望していたレスラーが複数年契約に合意。驚きの心変わり
2019年のWWEでは、合計6人のレスラーが団体にリリースを要求しました。そのうち、退団が許されたのはヒデオ・イタミ(KENTA)とタイ・デリンジャー(ショーン・スピアーズ)の2人...
WrestlingNews.coによれば、4人をリリースする話は2週間前から出ていたようです。その理由は、彼らを解雇することによって、団体を離れたくないと思っているミッドカード以上のレスラーたちの給料を上げるためとのこと。4月以降、WWEは所属レスラーに対して3〜5年の長期・高額の再契約オファーを出しています。退団を希望し、表舞台に立たせることができないレスラーたちに給料を払うより、従順な戦力にそのお金を使いたいということですね。
4人の次なる所属先として噂されているのはもちろんAEWです。かつて、元WWEというだけでオファーを出すわけではないとクリス・ジェリコがインタビューで語ったことがあります。しかし、ハーパーはAEWのキーパーソンを親しいため、契約を結ぶ可能性は高いと見られます。
とはいえ、しばらくの間は他団体と契約を結ぶことができないため、動きがあるのは2020年の春頃になりそうです。
(WrestlingNews.co)
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