プロレス界では、「ある団体と契約しているレスラーは、他団体に出場できない」という契約形態が珍しくありません。
WWEスーパースターは、基本的に他団体への出場はできません。また、規模の大きな団体に所属するレスラーが他団体へ出場せず所属団体に専念するケースも多く見られますが、それが契約上の縛りなのか、他団体にも参戦できるがしないだけ…という状況なのかは大きな違いがあります。
AEW所属で、CMLLや新日本プロレスなど複数団体に参戦しているマイク・ベイリーは、プロレス界における専属契約がレスラーたちにとって悪影響を及ぼすものだ、と考えていることを明かしました。
過激な意見だと思うけど、専属契約はプロレスラーにとって、彼らの成長にとって良くないと思う。必要なのは理解しているよ。エコシステムや会社はそれなしでは機能しないし、それは理にかなっている。
でも、もし世界中の誰もが契約に関係なく誰とでも試合ができるとしたら、どんな対戦カードが見られるか想像してみてほしい。まあ、それは現実的に無理だけど、それに最も近いのが、AEWがCMLLやNJPWと提携し、協力して世界中から最高のレスラーを披露している今のやり方だね。
様々な文化や人種のチャンピオンが見られないという多様性の欠如は、プロレス界における長年の問題だった。特に第一言語として英語を話すことが、プロレスのチャンピオンになるための資格と見なされるなんて、完全に馬鹿げているし、極めて逆効果だと俺は思う。
それが徐々に減ってきているのは嬉しいし、それは団体同士の提携のおかげだと思う。プロレスが一番うまい人間が、あるべき姿としてトップで試合ができるように、競技の場を開放しているからなんだ。そこにいかなる障壁を設けるのも絶対に馬鹿げているよ。
だから、今AEWがやっていること……他の会社も追随しているのが目に見えてわかるだろうけど、これこそがプロレス界で起きるべきことなんだ。
団体運営に必要なことと、レスラーの成長に必要なことは別。それぞれバランスを取れれば最高ですが、難しいこともあります。
(Wrestling Observer)
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