「Attitude EraこそWWEの全盛期」という意見があるように、「ブラック&ゴールド時代こそNXTの全盛期」と主張するファンは非常に多いはずです。
HHHが率い、2014年から2021年まで続いたこの時代は、中邑真輔やフィン・ベイラー、サモア・ジョー、サミ・ゼイン、ケビン・オーエンズ、ベイリー、アスカ、サーシャ・バンクスといったスターたちがWWEでの活躍のきっかけを掴む育成の場として、そして最上級のプロレスが行われる場としてファンから愛されました。PPVでは毎回のように年間ベストバウト級の名勝負が生まれました。
しかし、同じ時代がいつまでも続くことはなく、NXTは2021年にリブート。「NXT 2.0」として生まれ変わり、ショーン・マイケルズがブランドを牽引していくことになりました。彼の手腕自体は評価されていたものの、やはり偉大なブラック&ゴールド時代を愛するファンは多く、「NXT 2.0はダメ」など批判的な声も上がっていました。
最新のインタビューで、マイケルズはNXT 2.0を任された際のプレッシャーや、2.0が受けていた批判について振り返りました。
もちろん、批判の声があったことは分かっていたよ。まあ、Attitude Eraの後に続こうとする時などと同じようなものだ。過去を美化して見てしまう人々は常にいるものだし、時代や時期、あるいはタレントを比較したがる人も常にいる。
俺たちが皆に伝えていることの一つは、「比較は進歩を妨げる」ということだ。それを痛切に自覚していなければならないが、同時に、俺はあの当時の個々の選手たちを誇りに思っている。なぜなら、彼らは自分たちが何に立ち向かっているのかを理解していたし、批判も耳に届いていたからだ。
ブロン・ブレイカー、トリック・ウィリアムズ、カーメロ・ヘイズ、ラッシュ・レジェンドといった面々に共通する本当にポジティブな点は、彼ら全員が元アスリートだということだ。インディー出身のカーメロやジェボン・エバンスの視点から見ても、批判は彼らにとっての反骨心となり、「見返してやろう」という更なる努力の原動力になった。
それはある意味、俺たちの立場からすればアドバンテージだ。この仕事に就くような人間は、誰もがファイターなんだ。彼らは常に誰かと比較され、それに耐えなければならないことを理解している。この業界でキャラクターを構築する手法の一つだね。
誰もがキャリアの中で多少の逆境には直面するものだが、あの若い男女たちはごく初期に多くの逆境に直面した。そのおかげで、彼らはより優れた存在になれたのだと思う。
批判の声はあったが、それが選手たちの成長の糧になった…。現在のNXTの盛り上がりも、こうした困難を乗り越えたからこそあるものです。マイケルズや選手たちの頑張りには頭が下がりますね。
(Fightful)
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