【AEW】5月の”Double or Nothing”開催危機。会場の親会社が全施設の閉鎖を発表

現地時間5月23日に開催が予定されているAEWのPPV”Double or Nothing”。旗揚げ興行の名称が引き継がれる一大イベントということもあり、今から開催を楽しみにしているファンも多いはず。しかし……。

新型コロナウイルスの世界的流行により、このPPVは開催の危機にひんしています。会場のMGM Grand Garden Arena（ネバダ州ラスベガス）を運営するMGMリゾーツ・インターナショナルは、17日をもって所有するラスベガスの全施設を閉鎖すると発表しました。

今日、アメリカ疾病対策センター（CDC）は１５日、新型コロナウイルス感染拡大を防止するための策として、50人以上のイベントを今後8週間にわたり中止・延期するよう勧告しました。MGMリゾーツ・インターナショナルの決定はこれを受けたものである可能性があります。

再開日は明かされていないものの、CDCが指定した「8週間」という期間をそのまま当てはめると、”Double or Nothing”の開催直前になります。もちろん、期間がどの程度になるかを予想するのは困難な状況ですから、5月23日を超える可能性も十分に考えられます。

AEWが取らざるを得ない対策として、会場を変更する、開催日を延期するなどが考えられます。そもそも毎週のDynamiteがどうなるのかすらわからない中では、こうした予想も無意味なのかもしれませんが……。

4月5日に予定されているレッスルマニア36の開催も極めて難しい状況の中、プロレス界は生き残ることができるのでしょうか。これを書いているたった今、スマホの通知に「多くの航空会社が５月末までに破綻へ、新型コロナで－コンサル会社」というタイトルのニュース記事が……。

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