サウジアラビア大会Night of Championsで統一WWE王座を獲得したサミ・ゼインに対し、一部から批判的な声が上がる中、本人が最新インタビューで反論しました。「チャンピオンはこうあるべき」という過去の典型的な枠組みに固執するファンに対し、視野を広げて多様性を受け入れるよう率直な言葉で語りかけています。
サミ・ゼインが「王者の枠組み」にこだわる批判を一蹴した理由とは?
自分を嫌う権利は認めつつも、プロレスファンが陥りがちな思考の偏りや「自由な思考の欠如」について、世界中を旅してきたサミは独自の哲学を交えて次のように指摘しています。
単純に俺のことが気に入らないなら、それは構わない。俺を嫌う権利は間違いなくあるからね。
でも、これはこういうものだ、こういうものを求めるべきだと教え込まれた典型的な枠組みに固執し始めて、それしか受け入れなくなっているような状態だと思うんだよな。
つまり、ここで誰かを侮辱するつもりはないけど、それは自由な思考の欠如のようなものだと思っている。知性の欠如とでも言うべきかな。
俺が言いたいのは、「これは俺がずっと見てきたプロレスじゃない」って言われているようなものだってことだよ。それはそれで理にかなっているが、他の商品を欲しがったり、他の商品を楽しんだりしてもいいはずだ。
俺にとってそれは、一生自分の故郷にとどまって、一度もニューヨークに行かないのと同じことだ。外には広大な世界があって、何十億人もの人がいて、何十億通りものやり方や、違う料理、文化、ダンスがあることに気づかないのとね。
外には広大な宇宙が広がっているんだから、それを受け入れないとね。
世界中を旅してきたことが俺にとってすごく重要で、それが俺の世界観を形成してきたからこう言うのかもしれないけど、なあ、もう少し心を開いて視野を広げてみてくれよ。わかるだろ? もし俺が単に君の好みじゃないってだけなら、それはそれでフェアな話だ。
でも、チャンピオンはこうあるべきだとか、あああるべきだっていう考えに対しては、「ああ、あんたはバカだな」って思っちゃうね。何事も絶対にこうじゃなきゃいけないなんてことはないんだよ。
良いものは良い。俺はずっとそういう考えに賛同してきた。ここ数年で俺が生み出してきた成果は、良いものだと思っているよ。
長い歴史の中で「王者像」が固定化されやすいWWEにおいて、サミの言葉はプロレスの新しい楽しみ方を提示しています。
Wrestling-NOW編集部としては、アンダードッグから這い上がり、既存の枠組みを自らの実力で打ち破った彼だからこそ語れるこの説得力こそが、現在の統一王座戦線を牽引する最大の魅力だと感じます。
(Fightful)
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