元WWE王者のジンダー・マハルが、体格を理由に一部で批判を受けているNXTの新鋭メイソン・ルーク(ウィル・クロース)を擁護しました。マハルはルークを才能あふれる選手と高く評価し、いわゆる典型的なレスラー体型でなくても観客を惹きつける魅力があると語っています。
ルークの体型は、決して筋肉質な体型とは言えません。それにより、一部ファンから反発を受けてきました。これは、かつてケビン・オーエンズらが浴びた批判とも重なるものです。
マハルは、TMZ Inside The Ringに出演した際に、2026年にNXTへ合流したルークの映像が自身のSNSに流れてくるたびに、つい見入ってしまうと打ち明けました。
その体型からは想像できないような機敏な動きをめせるルークを、マハルは「itファクター」、要するに「華」や「スター性」を備えた選手として挙げています。こうした要素は、鍛え抜かれた見た目とはまったく関係がないと強調しました。
「itファクター」っていうのは、筋骨隆々で、日焼けしていて、おしゃれな格好をしている、っていう意味じゃない。とにかく目が離せない、ってことなんだよ。
何をやるにしても動きが機敏で、とんでもないムーンサルトを決める。ファッションのセンスひとつ取っても目を引くし、記憶に残るんだよ。
メイソン・ルークとは
メイソン・ルークはイングランド出身の29歳で、以前はウィル・クロースのリングネームで英国のインディー界を中心に活動していました。プロレスリング・ノアにも参戦し、国際的な経験を積んできた実力者です。
WWEには2026年4月28日のNXTで登場し、当時の王者トニー・ダンジェロをムーンサルトで急襲。その後メイソン・ルークに改名し、5月にNXTと正式契約しました。デビュー時にはジョン・シナやショーン・マイケルズら大物も反応を示しており、早くも大きな注目を集める存在となっています。
マハルの擁護をどう見るか
注目したいのは、擁護に回ったのがほかならぬジンダー・マハルだという点ではないでしょうか。かつてのWWEは筋骨隆々の体格を最重視する傾向が強く、マハル自身もその価値観の中でトップに立った選手です。
そのマハルが体型の枠にとらわれないルークの魅力を評価したことは、近年のWWEが見た目以上に観客を惹きつける「華」や個性を重んじ始めた流れを映し出しているように思えます。
ルークの機敏な動きは、ノアをはじめとする日本やインディーでの経験で磨かれたものです。大型でありながらムーンサルトを繰り出すギャップこそが最大の武器であり、体格を巡る批判を跳ね返す何よりの説得力になっていくと見ています。
(情報源: TMZ Inside The Ring / WrestlingNews.co)
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