2026年にWWEからAEWへ移籍したトマソ・チャンパが、WWE退団前に流れたリーク報道を「人生で最高の出来事だった」と振り返りました。意図しない形で流出した情報が、かえって自身への注目と移籍交渉の追い風になったと語っています。
チャンパのWWE退団については、2026年1月5日にBodyslamが「両者は、契約満了後に新契約に合意しない見込みだ」と報じていました。チャンパはその後、契約が満了を迎えること自体は認めたものの、動向についてははぐらかし……そして1月28日、AEWに初登場を果たしました。
チャンパは、最新のインタビューで当時の経緯を次のように語っています。
なぜなら、あれで一気に注目が集まって、いろんなところから問い合わせが来るようになったからね。「こんなに選択肢があるじゃないか」って思ったよ。
ちなみに、AEWはそこには入っていなかった。トニーの名誉のために言っておくと、彼はタンパリング(どこかの団体二所属しているレスラーに対して許可なく接触したり事前交渉を行ったりする行為。一般的なスポーツにおいてはルール違反とされる)は絶対にしないと徹底しているんだ。
チャンパはAEWでの初戦でTNT王座を獲得する鮮烈なスタートを切りました。直近では、現地7月8日のAEW Dynamite特別回Beach Breakでクリス・ジェリコに勝利しています。
リークをどう味方につけたか
注目したいのは、本来なら交渉を不利にしかねない情報流出を、チャンパが逆手に取った点です。「契約が切れたら出ていく」という一方的なリークは、見方を変えれば「まもなく市場に出る有力選手」という告知でもありました。結果として複数団体からの関心を引き寄せ、本人が主導権を握る材料になったわけです。
もう一点興味深いのは、WWE在籍中の彼に問い合わせてきた団体の中にAEWが含まれていなかったという証言です。トニー・カーン社長はWWEからのタンパリング行為(疑惑)への憤りを公言し続けている人物であり、「俺たちは絶対にそんなことをしない」という姿勢を守っていることが分かるエピソードでした。
(情報源: Stick to Sports / Bodyslam+ / Fightful)
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