AEWと新日本プロレスの合同興行Forbidden Doorは、年間で最も組み立てが難しい大会だとロッキー・ロメロが明かしました。負傷などによる欠場やトラブルだけでなく、各団体の王座戦線や選手の扱いまで調整する必要があると説明しています。
現在、ロッキーはAEWの運営に携わり、新日本プロレスとの連絡役も務め、両団体の架け橋として働いています。Pep Shop Collectiblesによるインタビューの中で、彼はForbidden Doorの組み立ての難しさを語りました。近年はSTARDOMとCMLLも参加しており、複数団体の事情を一つのカードへ落とし込む必要があります。
ロメロはForbidden Doorについて、事前にどれほど準備しても想定外の問題を避けられない大会だと語りました。
これは毎年組み立てる大会の中で、おそらく一番難しいと思う。どれだけ事前に計画してもね。2022年の第1回大会では負傷者が出たし、まだ新型コロナウイルスの影響も少し残っていたと思う。
簡単に作れる大会ではなかったけど、僕たちは乗り越えたし、最終的には本当に素晴らしい大会になった。もちろん、その翌年もそうだった。
でも、この大会は何をしても、どれだけ計画を立てても、必ず何か想定外の問題が起きる。確か2年前だったと思うけど、負傷者が出て、また負傷者が出て、その次も負傷者が出た年があった。プランは何度も何度も変更されて、最後には「できることには限界がある」という状況に陥る。
それだけでなく、各団体の意向にも応えなければならない。ある選手を送り出してもらうとして、その選手が自分の団体で同じ時期に世界王座へ挑戦しているかもしれない。そうなると、その選手をこの相手や別の相手と戦わせるのは、適切ではないかもしれないだろ?
考えなければならないことが本当にたくさんあるんだ。パートナー団体を尊重し、その意向を守りながら、Forbidden Doorを楽しみにしているファンのために、最高の選手たちを集めようとする。だから開催するのが本当に難しい大会なんだ。でも、それがこの大会を特別なものにもしているのさ。
2026年のForbidden Doorは6月28日に開催されましたが、ビザなどの問題もあって新日本からの参加レスラーが少ない点が批判の対象になりました。ロッキーとしても、多くの新日本レスラーに参加してもらいたい一方で、新日本側の事情などもありできないことがある…というもどかしさを感じていたかもしれません。
豪華カードの裏にある制約
Forbidden Doorの魅力は、普段は別々の団体で活動する選手同士の対戦にあります。ただし、参加団体が増えるほど自由にカードを組めるわけではありません。ロッキーの説明からは、選択肢が増えるのと同時に、守らなければならない条件も増えていることが分かります。
負傷者が一人出るだけでも、相手の所属団体や王座戦線を含めて複数のプランを調整し直す必要があると考えられます。豪華な顔ぶれを集めること以上に、各団体の展開を壊さず、ファンが望む対戦をどこまで実現できるかがForbidden Doorの難しさであり、独自性でもあるのでしょう。
(情報源: Pep Shop Collectibles / All Elite Wrestling on YouTube / Fightful)
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