アンダーテイカーが、2014年のレッスルマニア30でブロック・レスナーに敗れた試合後、一時的に記憶を失っていたと振り返りました。重い脳震盪を負い、自分の名前や居場所も答えられず、記憶が戻り始めたのは翌朝4〜5時ごろだったといいます。
アンダーテイカーはレッスルマニアで長年にわたって勝利を重ねてきましたが、レッスルマニア30でレスナーに敗れ、その連勝記録が途絶えました。試合後は大会が終了するのを待たず、そのまま病院へ向かったといいます。
クリス・ヴァン・ブリエットのインタビュー番組「Insight」に出演したアンダーテイカーは、当時の記憶についてこう振り返りました。
レスナーに連勝記録を止められたとき、ひどい脳震盪を起こして、試合のことを覚えてなかった。
記憶が戻り始めたのは何時だったかな……。朝の4時か5時くらいになるまで、まったく戻ってこなかったんだよ。
病院では、医師から名前や年齢を繰り返し確認されました。しかし当時のアンダーテイカーはほとんど答えられず、認識できた人物も限られていたといいます。
テレビで見るような感じだよ。医者が来て、「名前は?何歳ですか?」って聞くんだ。それを10分か15分おきくらいにやられたけど、まったく分からなかった。
妻のミシェル(・マクール)が誰かは分かったし、ビンス(・マクマホン)が誰かも分かった。でも自分の名前は言えなかったし、自分がどこにいるのかも分からなかった。本当に、本当に奇妙な体験だったよ。
復帰できるのか、自分を疑うようになった
アンダーテイカーはその後、脳震盪から徐々に回復しました。ただ、年齢的にもキャリア終盤に差しかかっていたことから、再びプロレスを続けられるのかという不安が出てきたと明かしています。
実際、アンダーテイカー自身にも、試合中のどの場面で脳震盪を起こしたのかは分からなかったとのこと。それでも最後まで試合を続けられた理由を聞かれると、「本能によるものだった」と答えました。
歴史的一戦の裏にあった深刻な状況
レッスルマニア30のアンダーテイカー対レスナー戦は、長く続いた連勝記録が途絶えた試合として語られることが多い一戦です。しかし本人の回想では、その直後には自分の名前すら答えられず、試合そのものの記憶も残っていませんでした。さらに復帰できるのかという不安まで抱えていたことを考えると、アンダーテイカー本人にとっては試合結果だけでは語れない転機だったことが分かります。
(情報源: Insight with Chris Van Vliet / Wrestling Inc)
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