CMパンクとケビン・オーエンズが、統一WWE王座戦を前に激しい舌戦を繰り広げました。約20年前の因縁からパンクのAEW時代を思わせる人間関係まで持ち出す展開となりましたが、一部のファンからは「過去の抗争と似ている」との声も上がっています。
オーエンズは、首の怪我からのサプライズ復帰を果たしたSummerSlamでサミ・ゼイン、フィン・ベイラー、グンターとの4WAY戦を制し、パンクが保持する統一WWE王座への挑戦権を獲得しました。現地8月14日放送のSmackDownでは、王座戦を1週間後に控えた2人がリング上で対峙し、約16分にわたって互いを挑発しています。
オーエンズが持ち出したのは、2人が約20年前に同じインディ団体で活動していた頃の出来事でした。当時のパンクから侮辱された経験に触れ、現在もプロレス界にいる自分の友人たちはみんなパンクを好きじゃない、と口撃。AEW時代に大喧嘩を繰り広げたケニー・オメガやヤング・バックスを念頭に置いた発言と受け取れる内容でした。
パンク:誰のことだ? もっと具体的に言ったほうがいいんじゃないか。お前の友達は俺を嫌ってそうだからな。
オーエンズ:俺が3人だけのことを言ってると思ってるかもしれないけどな、この業界にいる俺の友人は全員、お前を嫌ってるぞ。みんなお前の正体を見抜いてる。
お前のやることは全部パフォーマンスだ。お前は偽物だ。WWEへ戻ってきていろいろ関係を修復したのも、そうするしかなかったからだ。他の場所では全部ぶち壊してきただろ。
さらにオーエンズは、スティーブ・オースチンを相手にレッスルマニアのメインイベントを務めたという自身の実績を、「パンクには絶対にできないこと」として持ち出しました。そして、パンクもオーエンズのユニバーサル王者時代を取り上げ、ゴールドバーグのスピアーによって王座を失った過去を攻撃しています。
オーエンズは、「俺は20年前にお前が怒鳴りつけたあの人間と同じだ。『太ったインディの負け犬』が、今はお前と同じリングに立って、来週WWE王座に挑戦する」と宣言しました。
大きな盛り上がりを見せる抗争。しかし、ITR Wrestlingは、パンクとの抗争で「周囲から嫌われている」という題材が繰り返されていることへの不満が一部から上がっていることを指摘。さらに、今回の抗争はパンクがAEW時代にエディ・キングストンと繰り広げたものに似ている、という意見も紹介しています。
AEWはWWEのネタを温め直してばかりだって言ってた連中はどこに行った? WWEのメインイベント級の抗争が、4年前のAEWの舞台裏ドラマを温め直してるじゃないか。
20年来の因縁はどう決着する?
今回のプロモは、オーエンズとパンクに20年前から実際の接点があるからこそ成立する内容です。一方で「パンクは周囲から好かれていない」という論点は、パンクがWWE復帰後にセス・ロリンズやドリュー・マッキンタイアらと展開した抗争でも論点となっており、そこに既視感を覚えるファンがいるのも不思議ではありません。
それでも、オーエンズがレッスルマニアでストンコと対戦した実績を突きつけ、パンクがオーエンズのユニバーサル王座時代を攻撃するなど、2人自身のキャリアを引用した応酬もありました。王座戦では、過去の人間関係ではなく今回の2人だけの因縁をどこまで強く残せるカニ注目です。
(情報源: WWE / Inside The Ropes Wrestling)
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