ジョン・シナが、WWE経営陣への不満を抱えていたとの見方を否定しました。23年間で一時的に苛立ったことは2、3回あったものの、どれもすぐに消えたといい、大きな出番が続かなくても与えられた機会を生かすことが大切だと語っています。
最新のインタビューで、シナは「他のレスラーと話していると、不満について語り合うことがよくあった」とした上で、自身にもそうした瞬間はあったものの、キャリア全体から見ればごくわずかだったことを明かしました。
ロッカールームにいる全員が、どこかの時点で不満を感じるところまで行く。正直に言うと、俺の23年間では、一時的に不満を感じた瞬間は2回か3回くらいだったと思う。
本当に一瞬だった。俺はずっと、自分がやっていることを愛していたから。
その例として挙げたのが、レッスルマニアのメインイベントでした。シナは2012年と2013年にザ・ロックと2年連続でメインイベントを務めましたが、次に同大会を締めくくったのは2025年のコーディ・ローデス戦。しばらく間が空いてしまいましたが…。
ザ・ロックを相手に2年連続でレッスルマニアのメインイベントをやった。当時の団体史上、最も成功した2大会だった。
そして次にレッスルマニアのメインイベントをやったのは、最後の2025年だった。メインイベントに戻るまで13年かかったんだよ。でも、俺が文句を言っているところなんて見なかっただろ?
WWE経営陣への不満は「事実ではない」
シナはその流れで、自身とWWE経営陣の関係をめぐって語られてきた舞台裏の話にも直接言及しました。一時的な不満を感じた経験と、経営陣への不満を抱え続けていたという見方は別のものだとしています。
いろんな報道があるのは知ってるし、みんな舞台裏の揉め事だとか、そういう話をする。
でも、経営陣に不満を抱えているジョン・シナなんて存在しなかった。それは単純に事実じゃないし、あり得ないんだ。
レスラーが大きな成果を残した後に、すぐ次の大きな機会を求めたくなる気持ち自体は自然なことです。ただ、その成果は次の好待遇を保証するものではなく、自分自身の価値を確立するための足がかりとして捉えるべきだ…とシナは考えています。
俳優としての活動を本格化し、WWEから離れる時間が増えるようになってからも、シナは試合以外の仕事を軽く見ていませんでした。15分間のプロモだけを任されたことも何度もあり、試合がない状況そのものを課題として受け止めていたと振り返っています。
あの頃は、15分間の一人語りをやって、それだけで終わったことが何回あったかわからない。ジーンズの短パンとTシャツで出ていって、試合もせず15分しゃべる。それは難しい仕事だよ。
でも、俺は喜んでやった。それを挑戦だと考えていたから。
試合後の記者会見でやったプロモの中にも、自分のベストだと思えるものがある。いつもメインイベントである必要はないんだ。
大きな試合を与えられることだけを成功の基準にするべきではないというのが、シナの考えです。
人生は、いつも欲しいものを渡してくれるわけじゃない。人生は、いつもレッスルマニアのメインイベントを渡してくれるわけじゃない。でも、生きているっていうのはかなりいいことだよ。
不満とどう向き合うか、そもそもどう働くか
今回の発言でシナが否定しているのは、キャリア中に一度も不満を感じなかったという話ではありません。本人も一時的な苛立ちは認めています。違うのは、それをWWE経営陣との対立や、自分の扱いへの継続的な不満に結びつけていないことです。
トップ選手になった後も、次に与えられた仕事を前回より大きくすることではなく、その仕事自体を成立させることを重視していた。だからこそ、彼はWWEの看板選手として長く活躍できたのかもしれませんね。
(情報源: WrestleRant / WrestlingNews.co)
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