【WWE】”Thunderdome”の悪質なイタズラへの対抗策は「ファンの信頼性」？

先週のSmackDownから、WWEはデバイスのカメラに映ったファンを客席にデジタル表示する新たな観戦システム”Thunderdome”‘を導入しています。

客席にファンが戻ってきたのは喜ばしいことなのですが、今週放送されたRAWの最新回では、客席にKKKやクリス・ベノワ、寝ているファンなどが表示されるという悪質なイタズラが報告されました。

【WWE】続"Thunderdome"悪質イタズラ問題。KKKの格好をしてカメラに写り込んだファンをWWEが非難

現地時間8月24日に放送されたRAWの最新回で、映像内にKKKの格好をしたファンが映り込むという出来事がありました。新型コロナウイルスのパンデミックにより観客を会場に入れての収録...

こうしたイタズラが画面の目立つ部分に表示されることを避けるため、WWEはある計画を考えているそうです。レスリング・オブザーバーのブライアン・アルバレスによれば、それは画面に移りやすい客席前方(下部)には「信頼できるファン」を表示するというもの。イタズラをしないだろうと考えられるファンが画面に映っていれば、イタズラが映り込む可能性は減ります。

逆に言えば、信頼できないファンは客席後方(上部)に表示される、ということになります。この「信頼性」をどう計るのか、どうすれば「信頼性」を高めることができるのか……この計画が実現するかどうかはわかりませんが、色々と難しそうです。

(Wrestling Observer)