2019年3月31日を持って新日本プロレスとの契約を満了し、退団したマイケル・エルガン。ROHのスターから新日本本隊の外国人エースへと変貌を遂げた2016年の活躍は記憶に新しいですよね。
2017年に自らが運営するインディ団体でトラブルが生じ、インディ界の嫌われ者になってしまったエルガン。汚名を払拭するためか、2018年の夏は信じられないほどビルドアップされた体で新日本に参戦していました。新日本での活躍にかける思いがあったのは間違いないものの、活躍の機会を与えられることがほとんどないままの退団。一旦は地元カナダの団体に参戦していたエルガンですが、今後の活動の中心はインパクト・レスリングになるのかもしれません。
ブライアン・ケイジを襲撃
28日にカナダ・トロントで開催されたインパクトのPPV”Rebellion”。メインイベントはインパクト世界王座のタイトルマッチでした。挑戦者のブライアン・ケイジがチャンピオンのジョニー・インパクトを下した後、リングに姿を現したのはマイケル・エルガン。ケイジにエルガンボムを決め、タイトル挑戦をアピールしました。
MICHAEL ELGIN JUST ARRIVED AT REBELLION! #IMPACTRebellion @MichaelElgin25 https://t.co/300sbiAYyo pic.twitter.com/NkQ4Fr52Xt
— IMPACT (@IMPACTWRESTLING) April 29, 2019
エルガンが登場したシーンを映像で確認したところ、観客のリアクションは声援とブーイングが半々といった感じ。中指を立てて会場を後にするファンもいました。2018年のエルガンの嫌われ方は半端じゃなかったので、少しずつ許されてきている感じはします。ただ、まだまだ人気を取り戻すには時間がかかりそう。
エルガンの実力は新日本の中でもトップクラスでしたし、ハードヒッターを相手にした時は必ず名勝負を生み出す男です。ブライアン・ケイジとの一戦は、ふたたび始まる北米を拠点としたレスラー生活の序章には最適なのかもしれません。
エルガン登場シーンの映像はProWrestling Sheetsからどうぞ。
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