プロレス界で最も影響力の強い人物の一人として忙しい日々を送っているAEW社長のトニー・カーン。
WWEの最高責任者ビンス・マクマホンのメディア露出がほとんどない昨今、トニーは積極的にメディアに出演し、さまざまな話題について語っています。
Sports Illstratedの最新インタビューの中で、彼は最近のAEWで話題になっているいくつかのトピックスについてコメントしました。
カイル・オライリーとの契約
WWEとの契約が満了してから2週間後、カイル・オライリーはAEWのリングに上がりました。
NXT時代の仲間たち、アダム・コール&ボビー・フィッシュと3人横並びの光景を見た会場のファンからは「Undisputed」チャント。NXTの人気ユニット「The Undisputed Era」の4人のうち3人が半年の間にAEWへ立て続けに移籍するなんて、1年前には考えられないことでした。
オライリーとの契約について、トニーは次のように語っています。
彼はAEWにとって大きな存在だよ。偉大で、素晴らしいレスラーだ。そして、アダム・コールとボビー・フィッシュも我々のロースターにいる。それぞれ別の契約を結んでるけど、束になると強力な契約になる。
カイルは今週のDynamiteでデビューするけど、この放送はTNTで放送される最後の回なんだ。これは象徴的なことだと思う。TNTでの2年半は、カイルやアダムのようなレスラーたち(NXT)との戦いの日々だったからね。アダム、ボビー、カイルをロースターに加えたことはAEWにとって大きなアドバンテージだ。彼らがここにいることは、とてつもなく大きい。カイルがフリーランスになったらすぐに解約したかったんだ。
若手スター候補HOOKの2022年
レジェンドレスラー、タズの息子で、デビューからたったの2試合で世界中のファンを魅了したHOOK。彼の2022年はどんな年になるのでしょうか?
トニーは、HOOKの大活躍に期待しています。
彼は2022年のルーキー・オブ・ザ・イヤーになるかもね。[…]彼の父で、師匠でもあるタズから素晴らしい指導を受けてきたし、多くの知的なレスラーたちから学んできた。彼にとっていいことだよ。スクリーンで彼の姿を見るたびに「特別な存在になるだろうな」と思うし。2022年には楽しみなことがたくさんあるけど、HOOKの存在が期待感をとても高めてくれているね。
(SI)