自らが設立に深く関与したAEWからの退団を決断したCody。彼はWWEに復帰することが有力視されています。
彼は常に周囲の人物とのネガティブな関係が話題になっていました。ヤング・バックスやケニー・オメガといった副社長仲間たちとの「ビジネスライク」な関係はAEW設立前から噂されており、団体内では彼の「騒々しい関係」に否定的な意見も多かったようです。
しかし、彼らやトニー・カーン社長との関係が退団に影響したわけではない、と報じられています。ブッカーとしても活躍したかったCodyは、トニーが団体のクリエイティブを統括するようになったことでクリエイティブ方面への影響力を失いました。本人は複雑だったと思いますが、それでもトニーへのリスペクトは持っているようで、退団を発表する声明文でもトニーのことを称賛していました。
Podcast番組「Busted Open Radio」に出演したトニーは、Codyの退団について次のようにコメントしています。
俺は2人(Cody & 妻ブランディ)の幸せを願っているし、2人がそれぞれ異なる立場で成し遂げてきたすべての物事に感謝している。とても悲しいことだ、そんなことが起こるなんて、俺たちは誰も願っていなかった。Codyは別のことをやるんだろうけど、俺にはどうなるかわからない。見守ろう。2人はプロレスでも実生活でも素晴らしい機会を得ると思う。
AEWのトップレスラーたちの契約には1〜2年のオプションが付いており、トニーが決断すれば契約を延長することができます。しかし、Codyの場合はオプションを行使せず、新しい契約を結ぶことを狙いました。これが失敗に終わった形となってしまったことは、彼にとって痛恨の出来事だったのかもしれないし、ある程度受け入れることも可能な未来だったのかもしれません。
(Fightful)