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念願だったサウジアラビアでの試合が叶わなかったナタリア、コメント発表
6月7日に開催されたWWEのサウジアラビア興行”Super Showdown”。文化の壁によって、サウジアラビア興行では女子レスラーの試合を行うことはできません。しかし、今回のSSDでは、WWEはナタリアとアレクサ・ブリスのシングルマッチを計画していて、2人は実際に現地に入っていたのです。
しかし、現地政府の許可が降りなかったことで試合は実現せず。2人は慈善活動など、リング外での活動にしか参加できませんでした。ナタリアはサウジアラビアでの試合出場に強い思いを持っているので、悔しい体験になったことでしょう。
ナタリアは、Twitterでコメントを発表。
Every step matters🖤 pic.twitter.com/8rEG1YWXGb
— Nattie (@NatbyNature) June 8, 2019
「すべてのステップが重要だ」
「ここにはたくさんの明日(可能性)がある」
2018年にサウジアラビアと10年契約を結んだWWE。今後、女子レスラーによるタイトルマッチが実現する日も来るかもしれません。
※参考
“Super Showdown”50人バトルロイヤルを制した謎の現地人
SSDのセミファイナルは50人バトルロイヤルでした。1人ずつリングインするロイヤルランブルとは異なり、バトルロイヤルマッチは最初からリング上に全参加者が揃っているという試合形式。ムキムキの男たちが50人も狭いリングの上に立つことができるとは思いませんでした……。
試合を制したのはMansoorという23歳の無名の男。彼はWWEと契約しているNXTレスラーで、キャリアは4年です。今年に入ってからNXTのハウスショーへの出演が増え、テレビショーにも出演しています。Cagematchによれば、彼はインディ時代から評価が高かったようです。使用ムーブは、ファルコンアロー、リバース・フランケンシュタイナー、シットアウト・パワーボム、その場飛びムーンサルト、トペ・コン・ヒーロなど。フィニッシャーはランニング・スーパーキックです。アスリートタイプのレスラーですね。
彼を「サウジアラビア人」とするメディアもいくつか発見しましたが、出身はアメリカ。ジンダー・マハル(インド系カナダ人。インド人ギミックを演じている)のような、典型的な出身地偽装ギミックでしょう。
一躍有名人になったMansoor。一気にスターダムを駆け上がることはできるでしょうか?中東での人気獲得に力を入れているWWEにして見れば、現地出身のスターを作ることが人気獲得の何よりの近道だということは当然理解しているでしょうから、プッシュする可能性は高そうです。
(参考: Sportskeeda)