ROH世界王座のチャンピオンとして精力的に活動しているクリス・ジェリコ。
彼はAEWのテレビ番組で頻繁に防衛戦を戦っており、その活躍ぶりに「ここ20年で誰よりもROHに貢献している」という意見も出ています。
自身のPodcast番組の中で、ジェリコはROH世界王座のタイトルマッチについて語りました。まず、2022年はAEWでの出番がほとんどなかったコルト・カバナとの試合について。
俺たちがやりたかったのは、コルト・カバナをショーに連れ戻し、改めて紹介することだった。彼にとって、今年はタフな一年にだったしね。彼はROHのタイトルを持っていたことがあるし、彼との仕事はいつだって楽しいよ。とても優れたワーカーで、彼を連れ戻すのは楽しかった。それこそが彼が復帰した理由で、改めて紹介したいと我々が思った理由でもある。しばらくテレビ番組に出ていなかったしね。
そして、彼は実現しなかったタイトルマッチのプランも明かしました。
コルト、ダルトン・キャッスル、そしてPCOと試合をする計画があったんだけど、PCOの話がうまく行かなかったからバンディードと試合をすることになった。
(PCOについて)彼はインパクト・レスリングで働いているし、怪我もしていた。いくつかの問題があったからダメだったんだよ。
団体外部のレスラーとやりたかった。アイデアはいくつもあったよ。PCOはその1つで、うまく行かなかった。クリス・ヒーローとの試合も考えたんだけど、都合がつかなくてね。トニー・カーン(社長)はドラゴン・リーというアイデアを持ってたんだけど、これまた向こうの都合が合わなかった。
「俺と試合をしたい奴は誰だ?」って感じだったよ。「クリストファー・ダニエルズはどうだろう」という話もあったし、俺はジェイ・リーサルやサモア・ジョーを提案したんだけど、彼らは別のプログラムに参加していた。
結局は、トニーがスマートなアイデアを持ってたんだ。「石井智宏はどうだろう?」って。それで、俺は「それはいいぞ」と返事をしたよ。