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NXTでファンがドイツ出身レスラーに対しナチス式敬礼をするトラブルが発生
プロレスラーに対する経緯を欠く行為を予防・対策することは大変です。
レポートによれば、NXTで人種差別が行われました。フロリダ州ラルゴで開催されたハウスショーで、最前列に座っていたファンがドイツ出身レスラーのマルセル・バーセルに対してナチス式敬礼を行ったのです。
By Bundesarchiv, Bild 183-B06275 / Heinrich Hoffmann / CC-BY-SA 3.0, CC BY-SA 3.0 de, Link
当然、この行為は人種差別に当たります。2018年、アメリカの男子高校生たちがナチス式敬礼を行っている写真がSNS上に流出するという事件が起きました。この時、学区長が
事態を受けて、「バラブー高校の生徒たちが極めて不適切なポーズをとっている写真」について、これがナチス式の敬礼であれば「法的手段を含めて可能かつ適切なあらゆる手段を取る」と明言
するほどに許されない行為なのです。(AFP)
バーセルはショーの最中にファンを呼び出し、退場することを要求しました。ファンはセキュリティによって退場させられたそうですが、いくつかのTwitterアカウントが結局はそのファンが自分の席に戻ったことを報告しています。なぜ?
2018年にはカイリ・セインがファンから人種差別的チャントを浴びせられるという出来事もありました。世界中から優秀な人材が集まるWWEにおいて、人種差別は最大の敵です。
(参考: 24Wrestling)
PACが怪我
7月21日のDragon Gate「KOBEプロレスフェスティバル」でBen-Kを相手にした防衛戦に敗れ、オープン・ザ・ドリームゲート王座を失ったPAC。「Dragon Gateのチャンピオン」という枷がなくなったことで、クリエイティブ面のトラブルで出場を取りやめていたAEWに出場可能になったのではないか、という憶測が海外メディアの間で流れました。
しかし、レポートによれば、イギリスのローカル団体”TNT Extreme Wrestling”の興行に出場した際、鼠径部を負傷してしまったようです。怪我の程度は明らかになっていません。
個人的には、8月31日開催のAEWのPPV”ALL OUT”にサプライズ登場するんじゃないかと思っているので、このタイミングでの怪我はちょっと不安です。
(参考: Fightful)