抗争を繰り広げていたThe Elite(ケニー・オメガ、ヤング・バックス、ハングマン・ペイジ)とBlackpool Combat Club(ジョン・モクスリー、ブライアン・ダニエルソン、クラウディオ・カスタニョーリ、ウィーラー・ユウタ)の抗争。
先日Dynamiteで行われた5対5の金網大乱闘Blood and Gutsマッチで、メンバーが1人足りなかったEliteは飯伏幸太を助っ人として呼び、The Golden Eliteを復活させるという形で試合に挑みました。彼らは友情や愛でBCCを上回って勝利。飯伏はいつか再びAEWのリングに上がることが予想されています。
彼らの抗争において、The Elite側のブランドン・カトラーと中澤マイケルは積極的に関与しませんでした。まったく蚊帳の外だったわけではなく、2023年4月にはDynamiteでモクスリー&クラウディオ組とタッグで対戦したこともありましたが、Blood and Gutsにも出場しませんでした。その理由は何だったのでしょうか?
最新のインタビューの中で、カトラーはその理由を語りました。モクスリー&クラウディオ組との試合で2人がストーリーから離れることになったことについて、カトラーは「俺が考えたアングルだった」と明かしました。
俺はいつもカメラを持ってリングの外に立っていて、「殴られるべきなのか、それとも戦うべきなのか、ここで記録し続けるべきなのか」という感じだった。2〜3回抗争に参加した後、「ああ、俺と中澤はこのアングルのためにぶっ倒されるべきかもしれないな」と思って、みんなにこのアイデアを提案してみたんだよ。
このアイデアにEliteとBCCの面々は賛成し、関係者全員で「モクスリー & クラウディオ VS カトラー&中澤で何ができるのか」というアイデアを出し合い、この試合をもって抗争から外れることになりました。これにより彼らがBlood and Gutsに参加することはできなくなり、飯伏の参戦に繋がっていきました。