スコット・ダモール元社長のもとで成長を続け、かつてのような勢いを取り戻しつつあったTNA(インパクト・レスリング)。
2024年、団体名をインパクトから以前のTNAに戻し、さらに勢いを加速させようとしていた彼らですが、親会社AnthemはTNAを予算削減路線に切り替え、予算拡大を訴えたダモールを解任しました。このことは、プロレス界で「ショッキングなニュース」としてネガティブに受け止められています。
現在はAEWで「ドン・キャリス・ファミリー」を率いる極悪ヒールとして活躍し、以前はダモールと共にインパクト・レスリングの副社長として団体を牽引したドン・キャリスは、ダモールが解任されてしまったことについてどう考えているのでしょうか。
最新のインタビューで、キャリスは次のように語りました。解任された後は一度も公の場に現れていないダモールですが、そのせいなのか、キャリスはダモールが解任されたことを「知らなかった」といいます。
何のニュース?スコットがもうTNAにいないって?俺はスコットと話をしていないから知らなかったよ。もう連絡を取り合っていなくてさ。
まあ、スコット・ダモールという男は、身長こそ170センチそこそこだけど、彼の財布の上に立てば2メートルをゆうに超えるんだ。だから彼のために募金活動をするつもりはないし、フードスタンプも必要ない。仕事を失ったからって、俺は大富豪であるスコットのために涙を流したりしないよ。これからはゴルフ三昧になるだけだろう。
スコットは賢いやつだけど、まあ、ここでは涙を流さないよ。でも知らなかった。教えてくれてありがとう。
彼に、何か惜別のカードとかを送ったりするべきなんだろうか?どうすればいいのかな。お見舞いのカードを送るのか、おめでとうのカードを送るのか、どんなのがいいんだろう?俺は感情を表すのが苦手でね。人が仕事を失ったとき、俺は何を思うべきなんだ?うーん、何とも思わないかな…。それが俺という男だよ。
(POST Wrestling)