未来のWWEを担う人材を育成するNXT。才能豊かな人材がメインロースターへ昇格していくのは喜ばしいことですが、NXTを率いるショーン・マイケルズにとっては難しい環境でもあります。
選手たちにとって、NXTはあくまで通過点。昇格の準備ができたと判断されれば、すぐにでもRAWやSmackDownに出場したいはずです。
しかし、番組制作者は、巣立っていくスター候補たちとはまた別のスター候補を発掘し、育て上げる必要があります。マイケルズにとって、ジェボン・エバンスがメインロースターへ昇格する「時期」は予想外のものでした。
最新のインタビューで、彼は「永遠にNXTに引き留めておきたい…と思った選手はいる?」という質問に対して、エバンスの名前を挙げました。
まさにジェボンだね。彼を残してくれと懇願したよ。「この子をあと半年残せないか?」ってね。
というのも、俺たちにはあらゆる計画があって……NXTの観点から言えば、来年は彼を中心に番組を構築していくつもりだったし、それが俺たちの中でのモデルになっていたからなんだ。
上の連中は「いやいやいや。連れて行くよ」って感じだった。俺も少し食い下がったよ。「あと半年だけダメか?」って聞いたら「ダメだ」と。「じゃあ3ヶ月は?」「ダメだ」…。だから「わかった、それなら仕方ないな」って答えるしかなかったよ。
とはいえ、彼にとって選手たちの昇格のニュースは良い知らせです。
もし直面しなければならない最悪のニュースが「自分のところの選手を大勢連れて行かれる」ことだとしたら、それは俺たちがかなり良い仕事をしている証拠だよね。
それは常に忘れてはいけないことなんだ。スタッフみんなに「おい、これこそが俺たちの仕事なんだぞ」と思い出させることも、俺の役割の一部だからさ。
俺たちはNCAA(全米大学体育協会)みたいなものなんだ。俺たちも一つのブランドだけど、同時に選手たちはここに留まるためにいるわけじゃない。何年にもわたって同じ選手を中心に番組を構築していくことはないんだ。それはNXTの現実じゃないからね。
だからこそ、一歩引いてリセットし、再び育成の段階を経なければならない時期が必ず来ることを理解しておく必要がある。それはただ、やらなきゃいけないことなんだよ。
(Fightful)
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