WWEが今夏のライブイベントを増やす理由とは?HHHが選手たちに直接説明

WWEニュース

親会社TKOの意向により、テレビ放送のないライブイベントの開催頻度を減らしてきたWWE。2026年夏はハウスショーに積極的です。

2026年7月から8月にかけて、WWEは全米で大規模なライブイベントツアーを開催します。利益率が低いこと、怪我のリスクがあることなどを理由にライブイベント開催に消極的だったWWEがこうした動きを見せた理由は何なのでしょうか?

PWInsiderによれば、先日開催された全社会議において、チーフ・コンテンツ・オフィサーのHHHとニック・カーン社長が選手たちに今夏のライブイベントツアー開催の意図を「選手たちがリング上で経験を積むために重要であること」「様々な観客の前でリング上の新たな試みや実験を行う場としても活用できること」がわかったためだ…と直接説明したそうです。プロレス界の誰もが理解していた常識だとは思いますが、改めてその必要性を理解した、ということなのかもしれません。

また、2人は、今後のライブイベントについて「ファンの前で経験を積む若手選手と、すでに地位を確立しているメインロスターのスター選手とのバランスを取ったものになる」「選手たちが負傷するリスクを避けるため、適切なバランスを見つけたい」と強調したそうです。怪我のリスクやベテランの負担を軽減した上で、若手に成長の機会を与えたい…という意図があるのでしょう。

元WWE上層部で現AEWのジェフ・ジャレットは、WWEのライブイベントツアー開催について「素晴らしい。利益率が悪いとしても、マーケティング効果やファンが生でプロレスに触れる機会を提供することの価値は計り知れない」と歓迎しています。

WWEが今後もライブイベントを積極的に開催するかは不明ですが、今夏のツアーで効果が証明されれば、バランスを取りながら継続開催されていくことになるかもしれませんね。

【WWE】ライブイベント縮小が選手に与える悪影響をランディ・オートンが危惧「今はぶっつけ本番。ケミストリーが生まれない」
近年のWWEはテレビ放送のないライブイベントの開催を減らしています。選手たちが怪我をするリスクを避けつつ、あまり収益性の高くない取り組みから一歩引く…というのが、WWEや親会社TKOの狙い。しかし、現場からは「試合を経験する機会が減る」「若手の成長を阻害する」など批判的な声も上がっています。年間200試合を超えることも珍しくない時代を経験してきたベテラン選手...
【WWE】ブッカーT「若手が育たないのはライブイベントの減少が理由ではない。手本を示すベテランがいないのが原因だ」
近年のWWEはテレビ放送のないライブイベントの開催数を減らしており、選手たちの試合数は減少傾向にあります。かつてのWWEでは年間200試合ちかくに出場する選手も珍しくありませんでしたが、現在の方針が続く限りはこの数字に迫る試合数はあり得ないでしょう。この方針は、選手たちの怪我のリスクを軽減する一方、若手選手たちがライブイベントで積極的に試合をこなして経験を積...
【WWE】コーディ・ローデスがライブイベント巡業の減少を嘆く「恋しいよ…一体感醸成や怪我予防にもなっていた」
近年のWWEは世界各地でのライブイベント開催を縮小しており、「私たちの街にWWEがやってきた!」とファンが喜ぶ機会、そして選手たちが怪我のリスクの直面する回数が減っています。かつてのWWEでは、選手たちが年間200試合近くに出場するほど多くのライブイベントを開催していました。ファンとのローカルな交流やグッズ売上などメリットも多かったものの、利益率がいまいち高...

(PWInsider, WrestlingNews.co)

あわせて読みたい

ビンス・マクマホンの異常な要求…ケイン出演のホラー映画で「約1メートルのデカチン設定にしろ!画面に出せ!」
2006年に公開された、ケイン主演のホラー映画『シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ』。WWEが映画のプロデュースに進出したWWE Filmsの第1回作品で、ビンス・マクマホンがプロデューサーを務めました。ケインが演じたのは、廃墟となったブラックウェル・ホテルの廊下に潜む、サディスティックで狂信的な男ジェイコブ。社会奉仕活動としてホテルの清掃を強制された10...
【TNA】ニック・ネメス(ドルフ・ジグラー)がWWEからの再三の復帰オファーを語る「気乗りしなかったけど…ジョン・シナの話ならまったく別だ」
2023年にWWEから解雇されたドルフ・ジグラー。「ニック・ネメス」のリングネームでTNAへ参戦する彼は、何度もWWEから復帰オファーを受けています。TNAでも実力は相変わらず高レベル。TNA世界王座や、弟ライアン・ネメスとのタッグでTNA世界タッグ王座を獲得するなど、団体の中心的存在として活躍しています。そんな彼に対し、一度は解雇したWWEも強い関心を持っ...
MJF「マラカイ・ブラックは誰よりも自己陶酔したバカだった。隣の芝は青くないと気付いたのに、戻る場所もないんだ」
2021年から2025年までAEWに在籍したマラカイ・ブラック。常にネガティブな噂が流れ、仲間たちからの評判もイマイチでした。2022年にWWEのクリエイティブ責任者がビンス・マクマホンからNXT時代の上司であるHHHへ代替わりすると、「ブラックがWWE復帰を望んでいる」という噂が流れるようになりました。その後、ブッキングへの不満や度重なる怪我など、ポジティ...

 

Google 検索で当サイトの記事を優先表示させる


Google で優先するソースとして追加

タイトルとURLをコピーしました