メキシコの団体AAAを買収し、メキシコ市場への本格進出を狙うWWE。最大のライバルは老舗CMLLです。
ルチャ・リブレの象徴でもあるCMLLのビジネスは好調で、アレナ・メヒコでのショーは毎回盛況です。WWEとAAAにとっては巨大な敵ですが、WWEは攻勢を仕掛けるようです。
先日、AAAは2026年9月にロサンゼルスとメキシコシティで年間最大興行Triplemaniaを開催することを発表しました。また、WWEは同時期にメキシコツアーを開催し、RAWとSmackDownを現地で収録予定。これはCMLLのアニベルサリオ(93周年記念大会)の1週間前というタイミングです。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、この動きは偶然ではなく、WWEとAAAがCMLLに戦いを挑むことを意味している…と指摘しています。
明らかに、WWEはアレナ・メヒコでのCMLLのショーが毎回ソールドアウトしているというニュースを読むのにうんざりしているんだ。そして戦争が始まった。そうとしか言いようがないね。
つまり、プロレス界の仕組みを考えれば、必然的にそうなる運命だったんだ。でも、戦いの火蓋は切って落とされた。これが最大のニュースだ、本当に今週最大のニュースだよ。
WWEはアニベルサリオを大々的に妨害しようとしている。とはいえ、アニベルサリオはソールドアウトするだろう。でも繰り返しになるが、WWEはあそこに乗り込んでいって、こういうことができるんだよ。
こうした経緯もあり、メルツァーは各団体が9月に大物選手を注ぎ込むことになると予想。CMLLは提携団体AEWからレスラーを呼び寄せる可能性が高いと見ています。。AEWはここ数年、CMLLの看板イベントに関与してきており、クリス・ジェリコやMJFがCMLLのトップスターであるミスティコと対戦し、ミスティコがその両方を打ち破っています。
メキシコでの興行戦争はいろいろと危ない匂いもしますが…団体同士の競争はいいことです。WWEやAAAへの人材流出に苦しめられてきたCMLLとしても、「受けて立つ」という姿勢を全面に打ち出すことになるでしょうね。
(Wrestling Observer)
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