WWEのチーフ・コンテンツ・オフィサーを務めるHHHが、ブロン・ブレイカーにはスタイナー家の名を継ぐだけでなく、それを超える存在になれる可能性があると評価しました。過去に頼らず、自分だけの道を築いたザ・ロックやローマン・レインズのようになることを期待しています。
ブレイカーの父はリック・スタイナー、そして叔父はスコット・スタイナー。業界屈指のプロレスファミリーの出身です。NXTでのデビュー以来、WWEがスタイナー姓をリングネームに使わなかったことに不満を示すファンもいましたが、WWEは家系を隠さずに紹介しながら、本人独自の存在感を築かせてきました。
Netflixの配信番組「WWE: “壮大なるドラマ”の裏側」シーズン3では、WWEが次世代のスターを生み出そうとする過程も扱われています。その候補の一人として紹介されたブレイカーについて、HHHはザ・ロックやレインズが自身の父を超える存在になった例を挙げました。
ブロン・ブレイカーは頭が良く、若く、ハングリー精神があり、意欲に満ちていて、指導も吸収できる。身体能力にも必要なものをすべて備えている。
ブロンにとっての課題は、単に次のスタイナーにならないことだ。彼には、それをはるかに超える存在になれる可能性がある。ザ・ロックがロッキー・ジョンソンをはるかに超える存在になったように。ローマン・レインズがシカ・アノアイをはるかに超える存在になったように。
あの二人は過去に寄りかからなかった。それぞれのやり方で過去に敬意を払いながら、自分だけの道を築いた。本当になりたいのは、次のスタイナーじゃない。最初のブロン・ブレイカーなんだ。
ブロン・ブレイカーが語るWWEへの思い
元々、ブレイカーはNFL入りを目指していましたが、2021年にWWEパフォーマンスセンターへ入りました。父と叔父に続いてプロレスの道へ進み、WWEで活動することは以前からの夢だったと語っています。
俺はWWEが大好きだ。プロレスが大好きだ。ずっと夢だったんだ。今、その夢を生きている。信じられないよ。
スタイナー家からは、さらに新たなレスラーが誕生する可能性もあります。スコットの息子ブロック・レクスタイナーはプロレス入りを検討していますが、現在はニューオーリンズ・セインツに所属し、アメリカンフットボール選手としてのキャリアを追っています。
ブロン・ブレイカーは血を超えられるか
HHHの発言からは、WWEがブレイカーをスタイナー家の再現として売り出すつもりではないことが読み取れます。あえてスタイナー姓を名乗らないという判断も、家系を隠すためではなく、ブロン・ブレイカーという名前を独立した存在にする狙いとつながっているのでしょう。
ただし、ザ・ロックやレインズとの比較は期待の大きさを示す一方、ブレイカーにとって非常に高い基準でもあります。負傷やなどにより勢いが止まる時期があっても、家系ではなく自分の実績によってトップへ届くかが、今後の評価を決める焦点になりそうです。
(情報源: WWE: “壮大なるドラマ”の裏側 / Wrestling Observer)
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