プロレス界の裏側を報じるメディアであるDirt Sheetは、様々な情報源から情報を仕入れます。その対象にはレスラーたちも含まれており…。
一部のレスラーは、自身が耳にした情報をDirt Sheetへリークし、Dirt Sheetはそれをネタにニュースを報じます。すべての情報源がレスラーというわけではありませんが、その割合は無視できないレベルのはずです。
レジェンドレスラーのAJスタイルズは、「外部へ情報をリークするレスラーたち」について自身のPodcast番組で語り、ネガティブな意見を持っていることを明かしました。なぜ、わざわざ情報をリークするのか…?彼は理解できないようです。
どういうわけか、あいつらは共有すべきじゃない情報をただ渡したがるんだよ。
今日では俺たち自身が自由に情報を発信している。でも、内部情報を漏らしている連中が間違いなくいるんだ。そうでなきゃ、どうやってあいつら(メディア)が情報を知るんだ?
完全に的を射ている情報があるのは、誰か、つまりレスラー仲間の誰かとかが、あいつらに教えたからなんだよ。あいつらがやっていないなんてことは絶対にない。どういうわけか、連中は情報を持つのが好きなんだよな。
さらに、AJは「リーク情報を出すことがファンの体験を台無しにしていると思うか?」と尋ねられた際、「もちろんそうだ」と回答。チケット購入を促すといった利点もあるとしつつも、サプライズが台無しになってしまうなど依然としてデメリットの方が多いと考えていると語りました。
まず、サプライズを純粋に楽しむことができなくなる。いつ来るのか、あるいは来るのかどうかが全くわからない状態から、いつ来るのかを知っている状態になってしまうからね。
問題なのは、誰かがそれを発表して、情報が広まってしまうことなんだ。「ああ、誰々が来るらしいぞ」ってね。さて、それは悪いことなのか? 悪いこともあるし、そうじゃないこともある。
もし「あの選手が現れるかもしれない」という可能性があれば、ショウを見るためにチケットを買うかもしれない。だから、良くも悪くもなり得るんだ。
俺としては、情報があまりにも多すぎるから、どちらかといえば悪い面の方を重視しているよ。
でもその一方で、俺のように実際に会社の中にいる人間が、自分の働いている会社で起きていることについて何か耳にして、「まさか」と思うようなことが、結果的に本当だったりするんだよね。つまり、誰かが喋っているってことさ。
バックステージの報道やリークは現代のプロレス報道において一般的なものとなっています。しかし、AJのように、それを常態化させるべきではないと考えるレスラーも多数いるのも事実です。
AJのコメントは、内部情報が関心を高めるのに役立つのか、それとも長年プロレスの重要な要素であったサプライズを減少させるのかという、業界内で現在も続いている議論を反映しています。
(Inside The Ropes)
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