2016年から2026年までのWWEでのキャリアにおいて、AJスタイルズはWWE王座を2度獲得しています。二度目の戴冠期間は371日も続き、最終的にダニエル・ブライアン(ブライアン・ダニエルソン)に敗れてタイトルを失いました。
自身のPodcast番組「The Phenomenally Retro Podcast」でWWEにおける王座戴冠期間の長短について語ったAJは、1年ほど王者でいるのが適当な長さである、と主張。ただし、自身の経験から、彼は「1年も世界王者でいるのは本当に大変なんだ」とかつての日々を振り返りました。
経験から言えることだが、1年間も王者でいるのは本当にしんどいんだ。というのも、「おい、客を呼ぶのはお前頼みだぞ」と団体から言われているような気がするからだね。
だから、毎週リングに上がって信じられないような試合をして、メディア対応もこなして、それに付随するあらゆることをやるなんて……本当に消耗するよ。参ってしまうこともある。
だからダニエル・ブライアンに負けた時、「ああ、よかった」と思ったのを覚えているよ。疲れ果てていたんだ。
あの頃の俺は、SmackDownの一番重要な仕事……つまり、毎回最高のショーを成立させて、可能な限りすべてのものに出演するという役割を担っていると感じていたから、肩から最大の重荷が下りた気分だった。負担が大きすぎるんだよ。
さらにAJは、王者であることの最も過酷な部分について説明しました。
みんなにも知っておいてほしいんだけど、当時は週に3日もテレビ放送のないライブイベントに出ていたんだ。それに加えてSmackDownがある。これでも4日だから恵まれていた方だよ。俺がWWEで働き始めた頃は5日連続だったからね。
だから、家に帰ってリラックスできる日が1日増えたのはありがたかった。でも、やはり4日間の巡業はハードだ。ほぼ4日間も受け身を取り続けて、しかも一切手加減ができないからね。
俺はいつも妻に「俺には1年しかない。やるかやらないかだ」と言っていたんだ。だから、ライブイベントの観客が何人であろうと関係なく、俺はAJスタイルズであり続けた。それが1年も続けば、当然負担は大きくなる。タッグマッチに出ることはめったにないし、そもそも出ないだろ?ヘビー級王者なんだから。
だから、そういったことの積み重ねで体はボロボロになり、疲れ切ってしまうんだ。「もっと賢く試合をすればいいだろ?」と思うかもしれない。俺たちも試してみたよ。素晴らしい試合を作ろうとすると、飛び技なんかが必要になるのさ。
チャンピオンとして声援を受ける喜びがある一方で、凄まじい重圧との戦いを強いられる過酷な日々に疲弊していたAJ。タイトル保持は1年が適切だろう…という彼の意見には実感がこもっていますね。それにしても、1,316日もWWEユニバーサル王座→統一WWE王座を保持し続けたローマン・レインズは本当にタフです…。
(Fightful)
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