現地6月28日に開催されたAEWと新日本プロレスの合同興行Forbidden Door。例年と比べAEW色の強い対戦カードになった背景には、WWEも苦しむビザ問題や出場予定だった新日本のレスラーたちの負傷が相次いだことが背景にある、とレスリング・オブザーバーが報じています。幻となった対戦カードには、元IWGPヘビー級王者カラム・ニューマンとジョン・モクスリーの対決も含まれていました。
レスリング・オブザーバーは、Forbidden Doorに出場予定だったレスラーたちに用意されていた計画を報じています。
カラム・ニューマン
DOMINIONで辻陽太に敗れIWGPヘビー級王座を失ったニューマンは、Forbidden DoorでAEWコンチネンタル王者ジョン・モクスリーとの対戦が予定されていました。モクスリーもまた元IWGPヘビー級王者であり、誇りをかけた戦いが繰り広げられるはずでした。
しかし、ニューマンは辻戦で肩を負傷。Forbidden Doorを欠場することになり、モクスリーはかつて新日本に参戦していた天才ルチャドールのバンディードを相手にコンチネンタル王座の防衛戦を行いました。また、IWGPヘビー級王座の新王者となった辻はForbidden Doorにおける同王座の扱いへの懸念から、Forbidden Doorに参加しませんでした。
ゲイブ・キッド&海野翔太
IWGP GLOBALヘビー級王者の海野翔太は、Forbidden DoorでPACを相手に防衛戦に挑みました。レスリング・オブザーバーによれば、海野が防衛戦を行う相手として想定されていたのはゲイブ・キッドだったそうです。
しかし、イギリス人のゲイブはビザの問題を抱え、アメリカでの活動ができない状態です。Forbidden Doorでの対戦は実現せず、その代わりに2人は7月6日の新日本プロレス後楽園ホール大会でタイトルマッチを行います。
石井智宏
AEWに長期遠征し、ユニット「コングロマレーション」のメンバーとして活躍する石井智宏は、仲間たちが出場した12人スチールケージマッチに参加する予定だったそうです。しかし、彼は首のコンディション不良により出場許可が出ず、欠場することになったとか。
Sareee
オーエン・ハート杯女子トーナメントへの参加が予定されていながらも、首の負傷によりAEW医療チームから出場許可が出なかったSareee。レスリング・オブザーバーによれば、彼女はトーナメントの決勝に進出し、ウィロー・ナイチンゲールと対戦する予定だったそうです。
しかし、ナイチンゲールもまた負傷によりトーナメントを欠場。Forbidden Doorでの決勝戦は、Sareeeの代役マヤ・ワールド、ナイチンゲールの代役メルセデス・モネの2人によって争われ、AEW女子部門史上トップクラスの名勝負が繰り広げられました。
出場予定だったレスラーたちの意思を受け継ぎ、Forbidden Doorに出場したのは海野、鷹木信悟、ザック・セイバー・ジュニア、ドリラ・モロニー。残念ながら新日本のレスラーが少なくなってしまいましたが、2027年大会はより多くのレスラーが参戦してほしいですね。そして、辻にも出てほしい!
(Wrestling Observer)
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