サウジアラビア大会Night of Championsで統一WWE王座を獲得したサミ・ゼインが、最新のインタビューでこれまでの苦悩や頂点に立つことへの思いを語りました。WWEでの長いキャリアにおいて、幾度もチャンスを逃しながらも最高峰のタイトルをようやく手にした彼の本音に迫ります。
Night of Championsで、彼は王者コーディ・ローデスともう一人の挑戦者グンターと共に統一WWE王座戦トリプル・スレット・マッチに出場。そして、サウジの大観衆の前で見事に勝利し、念願だったタイトルを獲得したのです。これまでに何度もチャンスを与えられては逃してきた彼にとって、今回の勝利は決して忘れられないものになりました。
なぜサミ・ゼインはWWEの頂点を諦めなかったのか?
最新のインタビューで、彼は「どうしてWWEの頂点に立てないのか?」と苦悩した日々や、ついに最高峰のタイトルを手にしたことへの興奮を素直な言葉で語りました。
正直に言うと、自信を失ってはいなかったよ。モントリオールでの試合の後も、間違いなく自信を失ってはいなかった。もちろん、心が折れるような出来事だったのは間違いない。でも、「これが今までで一番王座に近づいた瞬間だ。だから、たどり着くまでどんどん近づいていくしかない」と思ったんだ。
少し頭を悩ませたのは、今年の1月のRoyal Rumbleでドリュー・マッキンタイアに敗れた時だね。あの後は、もしかしたらチャンスを逃してしまったのかもしれないと感じ始めていたんだ。自信を捨てることはできなかったけど、完全に正直に言えば、自分の信念が揺らいだのはあの時が初めてだったよ。
自分に才能があることは分かっていた。必要なものは全て持っているし、あいつらと同じくらい優れていることも分かっていたよ。ドリュー、ローマン、コーディ、セスたちとさ。その証拠に、俺が彼ら全員とリングで渡り合ってきた。みんなも見ただろ?俺の実績を見てきたはずだ。俺の心の中に疑問はなかった。あいつらは俺と同格なんだ。
だからこそ、余計に腹立たしかった。「なぜあいつらで、俺じゃないんだ?なぜ手の届くところにあったタイトルを手に入れられないんだ?」ってね。
プロレス界に入った頃、俺のような見た目のやつはプロレス界には存在しなかった。だから、「ああ、俺も頂点にたどり着くさ」なんて強がることもできなかったんだ。そんな前例はなかったし、可能性すらなかった。WWEに行けるだけで十分だった。冗談抜きで、駆け出しの頃は自分にこう言い聞かせていたのを覚えているよ。「WWEのリングに足を踏み入れることができたら、それで夢を叶えたことになる。やり遂げたことになる」とね。俺の目標はその程度だったんだ。
もちろん他にも色々とあったけど、それはあまりにも空想的だった。全く想像もつかないようなことで、夢とすら言えない。ファンタジーだね。現実を超えていたんだ。夢見ることすらできる選択肢じゃなかったし、その立場に自分を置くことすらできなかった。それくらい手が届かないものに思えたんだ。
だから、ここに来て俺が成し遂げてきたことは、達成感という観点から見ても、絶対に信じられないようなことなんだよ。
ついに最高峰のベルトを巻いたサミ・ゼイン。Wrestling-NOW編集部としては、彼の言葉の端々から滲むプロレスへの情熱と、これからの防衛ロードでどのような王者像を見せてくれるのかに大きな期待を寄せています。
(Fightful)
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